
人気作家よしもとばななの同名小説を映画化
役所広司、堀北真希 、鈴木京香 、森下愛子、岸部一徳と、なまじ、キャスティングが豪華ななせいか、巷の評判的には、ずいぶん、酷評されてましたが、
私は逆に、妻の死を受け入れられず、逃避して、奇妙な女性のもとに転がり込む父親、悟(役所広司) (しかも、子供まで作ってしまう)
後ろから見たら、まるで浮浪者のような格好で、頭はぼさぼさ白髪・でも、メイクはバッチリで、不思議な美しさと存在感のアルゼンチンババア(鈴木京香)が、こんな役柄、初めて見たなぁ… と、妙に新鮮で、インパクト
よく、オファーを受けたなぁ、役者魂だなぁ、と、そういう意味で感心 (^^;)ゞ
娘のみつこ(堀北真希)のセーラー服姿は可愛かったです。
でも、多くの人が指摘してたよう、パン職人を目指すほど、パン作りが大好きなら、猫を台所に入れるのは不衛生だったかな?
アルゼンチンババアの住まいは、エキゾチックな建物。
だけど、子供の悪戯とはいえ、ロケット花火で家を火事にするのは、ちょっと酷い気がしました。
みつことアルゼンチンババアのダンスシーンは、不思議な魅力があった気がして。
お母さんの大好きだったイルカの形をしたお墓(墓石彫りのお父さんが作った)が水の底に沈んでしまうのは、偶然とはいえ、感動的でした。
基本、家族を失った悲しみからの再生物語だけに、
最後、身ごもって、出産の肥立ちが悪く、呆気無くアルゼンチンババアが死んでしまう時は、ちゃんと、お葬式をあげられる勇気がでて、成長を感じました。
随所に光る物があった分、「惜しい!」気がしました。
機会があれば原作を読んでみたい気がしたのでした。
(あらすじ)
最愛の妻が死んだ日、毎日病院に通っていた石彫り職人の悟(役所広司)は姿を消してしまう。娘のみつこ(堀北真希)は叔母や従兄弟に助けられながら、父の帰りを健気に待っていた。半年後、悟は変わり者と評判の女性アルゼンチンババア(鈴木京香)の屋敷で発見される。みつこは勇気を奮って父親奪還に向かうが……。