2014年 12月 10日
さよなら私 最終回「幸せな家族」 |

ずっと、身体が入れ替わってた、学校時代からの親友で、立場や境遇こそ違え、同じ男性を愛してしまった友美(永作博美)と薫(石田ゆり子)
そして、ふたりの中和剤的存在だった、春子(佐藤仁美)
かたや仕事に生きる女性として、一方、幼い子供を育てる専業主婦として… 慣れない「もうひとつの人生」に奮闘。でも、ついに、戻る時がきましたね。
身体を取り戻した、友美。ようやく心身ともに母として、幼い健人を抱きしめられて、ジーーン (;_;)
突っ込みどころは満載でしたが、ディテールが丁寧で、演技の巧さと、たしかな存在感。半ばリアルで半ばファンタジックな物語は見ごたえありました。
個人的にサブタイトル「認めたくない喜び」だなんて、昼顔以上だなぁ、と、ドキドキ
2人に愛され、最初は別居を経て、やがて、友美が病魔に侵されてる事を知り、みんなして大家族として、共同生活を始める経緯も、フジッキー様だから、妙に説得力あったのかな?
友美は満足気に息をひきとり、身体こそ消滅したけれど、みんなの中でたしかに「生きてる」感が素敵でした。
いったんは、愛人・冬子(谷村美月)のもとに走った、光雄(尾美としのり)ボコボコに制裁されてたけれど、春子(佐藤仁美)の妊娠を知り、戻ってきて、というかファミリーに加わってヨカッタ。
遠い日、友情の証に分かち合ったスカーフを縫い合わせたシーンも味わい深かったです。
気のせいか、岡田惠和ワールドは、血縁にこだわらない関係の擬似ファミリーが多く登場しますね。
意表をつく発想と展開だったけれど、「ああ、ドラマだなぁ…」と堪能しました。
エンディング・テーマも印象的で、満足
(ストーリー)
目を覚ますと、友美(永作博美)と薫(石田ゆり子)の心と体は元に戻っていた。何よりも健人(高橋來)の母親に戻ることができた喜びをかみしめる友美。一方、心のどこかでほっとしつつも、友美が死に向かうことが耐えられない薫。それでも、温かな大家族での生活は穏やかに続き、さらに春子(佐藤仁美)の妊娠を知った光雄(尾美としのり)までもが現れ、星野家は笑顔に包まれる。そんな中、友美は、2人が入れ替わった意味を考えていた。
by noho_hon2
| 2014-12-10 08:17
| ドラマ
|
Trackback(3)
|
Comments(0)

タイトル : ドラマ10 「さよなら 私」 最終回 幸せな家族
人生への愛がじわ〜っと沁み渡ってくる、いい最終回でした。 薫も春子も洋介も、そして健人も、友美を抱きながら生きていく。 誰の人生も愛おしい。たいせつな時間は続いていく ...... more
人生への愛がじわ〜っと沁み渡ってくる、いい最終回でした。 薫も春子も洋介も、そして健人も、友美を抱きながら生きていく。 誰の人生も愛おしい。たいせつな時間は続いていく ...... more

タイトル : さよなら私 TOP
『さよなら私』(さよならわたし)は、2014年10月14日より同年12月9日まで、NHKの「ドラマ10」(毎週火曜日22:00 - 22:48)で放送された。全9話。主演は永作博美。 概要 人生の分岐点に差し掛かった41歳の女性の本心と、真の友情を描くヒューマンドラマ。 高校生の時に起…... more
『さよなら私』(さよならわたし)は、2014年10月14日より同年12月9日まで、NHKの「ドラマ10」(毎週火曜日22:00 - 22:48)で放送された。全9話。主演は永作博美。 概要 人生の分岐点に差し掛かった41歳の女性の本心と、真の友情を描くヒューマンドラマ。 高校生の時に起…... more
