デート～恋とはどんなものかしら～ 「ついに結納!!涙の真相告白～本当の恋がしてみたい」

ついに、イベントは「結納」まで辿り着いたのに、藪下依子（杏）に感情が芽生え始め、準備したチョコレートを食べてる内、つい涙…　

それを、谷口巧（長谷川博己）に「あなたは恋がしたいんだ」と指摘されて、大どんでん返し～っ！

結納も指輪も返納されてしまいました。

思えば、幼い頃、チョコレートを贈るバレンタインデーに無縁だった、依子と巧（依子の場合、せっかく母親から買ってもらったのに無駄になり、巧は巧で、せっかくもらったのにむげに横流し…）　笑えるほど、似たもの同士ですね。

前回の続きで、鷲尾クン（中島裕翔）が依子のアパートに返事を聞きに来て、そこに破かれた婚姻届を修繕して持った巧が…　鷲尾は、婚姻届も、結婚契約書も破り捨ててしまい、求愛しますが、

依子の答えは、鷲尾のキモチには応えられず、「恋なんて無価値」「結婚は愛情ではなく、理念が合致する相手とするべき」と、すげなく振られてしまいます。

そして、結納は、依子の父・俊雄（松重豊）の「そのぐらい楽しみを残しておいてよ～」との駄々から、「やるなら、キチンとやりましょう」となったのでした。

それにしても今回。島田姉妹の事情も判明しましたね。島田佳織（国仲涼子）は子供の頃、巧に絵を褒められて依頼、好きで、でも、バレンタインデーの義理チョコはばらまけど、本命チョコは渡せず、

なにかと軍師になり、裏で糸を引いてた島田宗太郎（松尾諭）「自分は仕事もあり、結婚もしてるのに、女房に逃げられ（だから、妹さんと同居することになった）今朝、離婚届が届いた。どうして、あんなニートに負けるんだ？！」と、妹不憫さと、ライバル意識でメラメラだったのですね。

結納風景も真面目になるほど、緊張してうまくいかない父親陣と、緊張がゲラになっちゃう留美（風吹ジュン）と、変人カップル２人の組み合わせは可笑しかったです。

しかも、父親同士、またまた、「ブリット」が原因で反目しちゃうだなんて…　ああ、似た者親子？！

依子は恋愛ビギナーのあまり、本当のキモチに気がつかないし、巧もまた、人のキモチは分かっても、自分の本心には気づかないなんて…　

依子は、ボウリングで島田兄弟に慰められてる鷲尾を呼び出して「努力するので、恋愛を教えて下さい」とお願いし、

次週は、カウントダウンで、キス強奪しちゃった相手とＷデート？！

あと２回。どんな風に展開して、決着するのか楽しみ～っ

非常に愛すべき人々ばかりなので、ぜひ最後はハッピーエンドを願ってしまうのでした。

　　　　　（ストーリー）

ついに、藪下依子（杏）と谷口巧（長谷川博己）の結納が執り行われることになり、藪下家に両家が集まった。厳かな雰囲気の中、儀式は始まるが、藪下俊雄（松重豊）と谷口務（平田満）の口上がしどろもどろで、谷口留美（風吹ジュン）は笑いが止まらない。

そんな中、依子は、沈んだ様子の巧のことが気にかかる。

その1週間前、依子と巧のお祝いパーティーが開かれ、島田佳織（国仲涼子）、島田宗太郎（松尾諭）、鷲尾豊（中島裕翔）が谷口家に揃った。結納が2月14日だと聞いた佳織はロマンティックだと言い、依子にバレンタインデーの思い出を聞くが、依子は今まで一度もチョコを渡したことがないと答える。

それを聞いた巧は賢明だと依子をほめ、バレンタインデーなど製菓業界が仕組んだイベントに過ぎない、とさげすむように言う。鷲尾は、依子の心のどこかには誰かにチョコをあげたいという気持ちがあるのでは、と食い下がるが、依子に否定されてしまう。

依子が席を外すと、鷲尾は、自分はもう依子のことは諦めたが、依子はきっと誰かにチョコをあげたいはずだし、恋もしたいはずだから依子と恋をしてあげてほしい、と巧に頼む。

今から19年前、10歳の頃の依子（内田愛）は、バレンタインデーに藪下小夜子（和久井映見）からある予言をされていた。