南極物語(1983)

当時の日本映画最高配給収入記録（「もののけ姫」に抜かれるまで、記録保持）、歴代日本映画興行成績第5位なんですってね。

1980年代以降に続く、フジテレビ製作映画の起点ともなった作品なのだそう

突っ込みどころは満載でしょうが、想像以上に犬のサバイバル物語部分が多く、見応えありました。

よく頑張ったぞ、タロにジロだけじゃなく、ゴロ、ベス、モク、デリー、アカ、シロ、クロ、ポチ、リキ、アンコ、ジャック、紋別のクマ、風連のクマ

夏目雅子も出ていて感動…　輝くように美しかったです。

ひょっとしてドラマ版「南極大陸」で、芦田愛菜ちゃんが演じてた健気な少女ポジションが、荻野目慶子の役どころだったのかな？

印象的な、テーマ曲は、ヴァンゲリスのもの。「炎のランナー」（納得！）「ブレードランナー」の方と知らなかったので、「へ～～っ」

やはり、高倉健と渡瀬恒彦見栄えがしますね。健さん、かっこいい。それに、似合ってました。

再会シーンは文句なしに感動的。

大ヒットは、時間を置いてから観る方が、素直に堪能できるの…かも

　　　　（ストーリー）

1958年2月、第2次越冬隊を乗せた南極観測船「宗谷」は、悪天候のため昭和基地に140キロまで近づくのがやっとだった。やがて基地の隊員達は苦渋の選択をせまられる。彼らはそりを引く15頭の犬を残し引き上げざるを得なかったのだ。1ヶ月分の食糧を与え鎖でつないだまま。そして、天候回復を待っての犬たちの救出も断念し帰還するしかなかったのだ。やがて翌年、第3次越冬隊が南極に来たとき彼らが見たものは・・・。実話に基づく感動のストーリー。