2015年 04月 13日
世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春 人気マンガ家競演編 |
祝・四半世紀の長寿人気番組… 25周年、らしいコラボ企画。人気マンガ家競演編
自分は最初。「顔が外れる」って発想の方が楳図かずおかな?と思ってしまいました。人気子役、鈴木梨央ちゃん奮闘。実は、親もアンドロイドだった、ってあたり、(袴田クン、壊れる)もう、ひと捻りあって、なかなか… でした。
前田敦子、「クロユリ団地」以来、すっかりホラーづいてますね。
「地面に縛り付けられたように同じ姿勢で全く動かない人間」って発想自体、ユニークでした。しかも、それは、強い念のある場所だったとは…
「ワンピース」とのコラボ企画は、完全にオコサマ向けだったかな? 主演の阿部ちゃんがもったいない気もしたけれど、彼でなければ、このファンタジーが成立しなかった… かも
楳図かずおの恐怖ワールドを、板尾創路、板尾創路というキャスティングで映像化したのがミソだったかもしれませんね。被害者、いやいや、共依存の、ゾゾーーッな夫婦だったとは! 原作者・楳図もカメオ出演してたそうだとか
存在感がまったくなく、誰からも忘れられがちな存在同士が出会い、意気投合。なぜか、その特技(!)を活かして、銀行強盗を。でも、そこに本物の銀行強盗が現れて、というシュールな世界だけど、稲垣吾郎、手塚とおるというキャスティングが、どこかユーモラスなノリに、あはは…。
やや企画倒れ気味に感じたものもあったけれど、貪欲なチャレンジ精神自体は「いいなぁ…」と感じました。
個人的には、「顔」のSF感と人気子役、鈴木梨央の奮闘ぶり。「自分を信じた男」の発想のユニークさと、意表を突くキャスティングが好きだった… かも。
(ストーリー)
■デビルマンなど多数の人気作を生み出した永井豪原作『面』
ある日、未来(鈴木梨央)はクラスメイトと共に住職からお寺にある面にまつわる恐ろしい言い伝えを聞く。和尚が自分の顔をまるでただの面のようにはずした瞬間、存在が消えてしまい、この面だけが残されたという。この話を聞いて以来、子供たちに異変が・・・。未来の友人アキ(山岡愛姫)から「私の面がはずれる」という謎の電話がかかってきた。その電話を最後に、突如アキは姿を消してしまう。顔に手をあてると「耳元で面がはずれる音がした」と語っていたアキ。未来もある日、その音を聞いてしまう。自分も消えてしまうのではという恐怖におののく未来。未来にまとわりつく怪しい男の影。そして恐ろしい真実が明らかに・・・。
■『富江』などの人気作で根強いファンを持つ伊藤潤二原作『地縛者』
ある日、街中に、地面に縛り付けられたように同じ姿勢で全く動かない人間が現れ始める。危険だと誰も近づこうとしない中、「青空こころの会」で社会福祉士として働く浅野範子(前田敦子)は"地縛者"となった人たちに声をかけ始める。やっと聞き出した話から、その地に強い愛着があるために動けなくなっているのではという推測をたてる。「青空こころの会」のリーダー、早川善也(田中圭)は熱心に働く範子に目をかけていた。心優しい範子自身も、父親を捨てた母、真利子(渡辺真起子)との確執という問題を抱えていた。そして、意外な人間までもが地縛者となってしまい、驚きの真実が明らかになっていく・・・。
■ワンピースとのコラボ作品『ゴムゴムの男』
抗争で命を狙われ、歩行できなくなるほどの傷を負った男・鬼頭(阿部寛)が、入院中の病院で偶然"ゴムゴムの実"(体がゴムのように伸び縮みするようになる、ルフィが食べた悪魔の実)を食べてしまう。ゴムの力で再び奮起する鬼頭だが、すでに組からは邪魔者扱いされていて・・・。鬼頭はルフィと出会うことによって、反発しながらも忘れかけていた大切なことに気づかされていく。
■『まことちゃん』など世界的に名をはせる楳図かずお原作『蟲たちの家』
夫、紘一(板尾創路)は自分の愛人・羽奈子(入山法子)に、「妻・留衣子(長谷川京子)はもう人間ではないのだ」と告げ、屋敷に案内する。紘一は留衣子をとても愛していたが、ある日早く帰宅すると、留衣子は若い男と一緒にいた。その罪悪感で留衣子はクモになってしまったのだと羽奈子に説明する。そこには、クモの巣の中で妖しく放心している留衣子がいた。驚く羽奈子だが、紘一が席をはずしたときにクモの巣の中に一冊の日記を発見する。そこには、紘一の説明とはまったく違った留衣子の心情が吐露されていて・・・。
■『もやしもん』などで人気!石川雅之原作『自分を信じた男』
存在感がまったくなく、誰からも忘れられがちな会社員、薄井次郎(稲垣吾郎)。ある日、ファミリーレストランで空席と思って座った席の正面には、影山守(手塚とおる)という男が座っていた。ひどいときはウォシュレットも反応しないなど、お互いの存在感のなさを語り合い共感し、意気投合。影山は生きた証を得るため、「銀行強盗をしよう」と薄井にもちかける。とまどっていた薄井も、影山と共に町に繰り出し、さまざまな実験をした上で、自分が透明人間のように気付かれないことを確信、銀行強盗を決意する。銀行に赴いた二人は早速金をかばんに詰め込んでいく・・・。
自分は最初。「顔が外れる」って発想の方が楳図かずおかな?と思ってしまいました。人気子役、鈴木梨央ちゃん奮闘。実は、親もアンドロイドだった、ってあたり、(袴田クン、壊れる)もう、ひと捻りあって、なかなか… でした。
前田敦子、「クロユリ団地」以来、すっかりホラーづいてますね。
「地面に縛り付けられたように同じ姿勢で全く動かない人間」って発想自体、ユニークでした。しかも、それは、強い念のある場所だったとは…
「ワンピース」とのコラボ企画は、完全にオコサマ向けだったかな? 主演の阿部ちゃんがもったいない気もしたけれど、彼でなければ、このファンタジーが成立しなかった… かも
楳図かずおの恐怖ワールドを、板尾創路、板尾創路というキャスティングで映像化したのがミソだったかもしれませんね。被害者、いやいや、共依存の、ゾゾーーッな夫婦だったとは! 原作者・楳図もカメオ出演してたそうだとか
存在感がまったくなく、誰からも忘れられがちな存在同士が出会い、意気投合。なぜか、その特技(!)を活かして、銀行強盗を。でも、そこに本物の銀行強盗が現れて、というシュールな世界だけど、稲垣吾郎、手塚とおるというキャスティングが、どこかユーモラスなノリに、あはは…。
やや企画倒れ気味に感じたものもあったけれど、貪欲なチャレンジ精神自体は「いいなぁ…」と感じました。
個人的には、「顔」のSF感と人気子役、鈴木梨央の奮闘ぶり。「自分を信じた男」の発想のユニークさと、意表を突くキャスティングが好きだった… かも。
(ストーリー)
■デビルマンなど多数の人気作を生み出した永井豪原作『面』
ある日、未来(鈴木梨央)はクラスメイトと共に住職からお寺にある面にまつわる恐ろしい言い伝えを聞く。和尚が自分の顔をまるでただの面のようにはずした瞬間、存在が消えてしまい、この面だけが残されたという。この話を聞いて以来、子供たちに異変が・・・。未来の友人アキ(山岡愛姫)から「私の面がはずれる」という謎の電話がかかってきた。その電話を最後に、突如アキは姿を消してしまう。顔に手をあてると「耳元で面がはずれる音がした」と語っていたアキ。未来もある日、その音を聞いてしまう。自分も消えてしまうのではという恐怖におののく未来。未来にまとわりつく怪しい男の影。そして恐ろしい真実が明らかに・・・。
■『富江』などの人気作で根強いファンを持つ伊藤潤二原作『地縛者』
ある日、街中に、地面に縛り付けられたように同じ姿勢で全く動かない人間が現れ始める。危険だと誰も近づこうとしない中、「青空こころの会」で社会福祉士として働く浅野範子(前田敦子)は"地縛者"となった人たちに声をかけ始める。やっと聞き出した話から、その地に強い愛着があるために動けなくなっているのではという推測をたてる。「青空こころの会」のリーダー、早川善也(田中圭)は熱心に働く範子に目をかけていた。心優しい範子自身も、父親を捨てた母、真利子(渡辺真起子)との確執という問題を抱えていた。そして、意外な人間までもが地縛者となってしまい、驚きの真実が明らかになっていく・・・。
■ワンピースとのコラボ作品『ゴムゴムの男』
抗争で命を狙われ、歩行できなくなるほどの傷を負った男・鬼頭(阿部寛)が、入院中の病院で偶然"ゴムゴムの実"(体がゴムのように伸び縮みするようになる、ルフィが食べた悪魔の実)を食べてしまう。ゴムの力で再び奮起する鬼頭だが、すでに組からは邪魔者扱いされていて・・・。鬼頭はルフィと出会うことによって、反発しながらも忘れかけていた大切なことに気づかされていく。
■『まことちゃん』など世界的に名をはせる楳図かずお原作『蟲たちの家』
夫、紘一(板尾創路)は自分の愛人・羽奈子(入山法子)に、「妻・留衣子(長谷川京子)はもう人間ではないのだ」と告げ、屋敷に案内する。紘一は留衣子をとても愛していたが、ある日早く帰宅すると、留衣子は若い男と一緒にいた。その罪悪感で留衣子はクモになってしまったのだと羽奈子に説明する。そこには、クモの巣の中で妖しく放心している留衣子がいた。驚く羽奈子だが、紘一が席をはずしたときにクモの巣の中に一冊の日記を発見する。そこには、紘一の説明とはまったく違った留衣子の心情が吐露されていて・・・。
■『もやしもん』などで人気!石川雅之原作『自分を信じた男』
存在感がまったくなく、誰からも忘れられがちな会社員、薄井次郎(稲垣吾郎)。ある日、ファミリーレストランで空席と思って座った席の正面には、影山守(手塚とおる)という男が座っていた。ひどいときはウォシュレットも反応しないなど、お互いの存在感のなさを語り合い共感し、意気投合。影山は生きた証を得るため、「銀行強盗をしよう」と薄井にもちかける。とまどっていた薄井も、影山と共に町に繰り出し、さまざまな実験をした上で、自分が透明人間のように気付かれないことを確信、銀行強盗を決意する。銀行に赴いた二人は早速金をかばんに詰め込んでいく・・・。
by noho_hon2
| 2015-04-13 08:12
| ドラマ
|
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Comments(0)
Tracked
from ドラマ@見取り八段・実0段
at 2015-04-13 12:19
タイトル : 【世にも奇妙な物語 2015 25周年スペシャル・春~人..
自分のための忘備録的記事です。 今回はマンガ原作ネタだったり、何とマンガのキャラと共演しちゃったりの 変わり種「世にきみょ」なのだった。 まぁ…「奇妙」だから何でもアリっちゃアリだが、全体的に今イチだったことは 否めないよね……。 ※ちなみに、以下は完全ネタバレ感想なので、これから見る方は注意っっっ! 全て簡単感想のみで。 土曜プレミアム 世にも奇妙な物...... more
自分のための忘備録的記事です。 今回はマンガ原作ネタだったり、何とマンガのキャラと共演しちゃったりの 変わり種「世にきみょ」なのだった。 まぁ…「奇妙」だから何でもアリっちゃアリだが、全体的に今イチだったことは 否めないよね……。 ※ちなみに、以下は完全ネタバレ感想なので、これから見る方は注意っっっ! 全て簡単感想のみで。 土曜プレミアム 世にも奇妙な物...... more
Tracked
from まっつーのTV観覧日誌(..
at 2015-04-14 01:35
タイトル : 世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春 人気マンガ家競..
恒例の『世にも奇妙な物語』が放送されました 漫画家原作の実写化、いまいちなのもありましたが、そこそこ面白かったです。 ・面(鈴木梨央) 永井豪原作。 顔を落としてしまったと怯える少女@鈴木梨央の意外な真実。 今回これが一番かな。 袴田君が最後に壊れたのになぜか満足した。キャスティングの勝利(笑)。 ・地縛者(前田敦子) 伊藤潤二原作。 地面に縛られた状態で直立したままの人間が増える怪現象の謎を 主人公の女性@前田敦子が追う話。 罪を犯した人間は罪悪感からその場所で直立することになる・・・ その場所...... more
恒例の『世にも奇妙な物語』が放送されました 漫画家原作の実写化、いまいちなのもありましたが、そこそこ面白かったです。 ・面(鈴木梨央) 永井豪原作。 顔を落としてしまったと怯える少女@鈴木梨央の意外な真実。 今回これが一番かな。 袴田君が最後に壊れたのになぜか満足した。キャスティングの勝利(笑)。 ・地縛者(前田敦子) 伊藤潤二原作。 地面に縛られた状態で直立したままの人間が増える怪現象の謎を 主人公の女性@前田敦子が追う話。 罪を犯した人間は罪悪感からその場所で直立することになる・・・ その場所...... more