江ノ島プリズム

なかなかの佳作だなぁ、と感じてたら、ミニシアター興収ランキング初登場1位! 小規模公開ながら、異例のスマッシュヒットを記録! したのだそう。納得♪

ちょっと、「時をかける少女」を思わせる、不思議で切ない青春ＳＦファンタジー。

校舎に忍び込んで、冬の花火、なんて、映画ならでは、ですよね。美しかったです。

伸び盛りのフレッシュなキャスティング…　福士蒼汰、本田翼、野村周平、未来穂香　という面々が、とても新鮮で、その、キラキラした美形ぶりが目の保養

青春ならではは、の何気ないディテール…　全力で自転車をこぐ姿、バスケット選手のユニホーム、高校の制服、校舎の空気と、それが似合う時代に、こういう作品に出られて本当にヨカッタなぁ、と感じました。

なにげに、今、ブレイク中の吉田羊も、ちょっとオトボケな役で出ていて「ををっ！」

「修太が最後に選んだ決断」と、そのラストには賛否両論あるでしょうが、私は、これで納得でした。

舞台が江ノ島、ってのも、素敵でした。ゆったりとした美しい街並み。
江ノ電も可愛かったですね。

この作品に出た全員の、将来性を確信。特に、大人気の福士蒼汰の魅力が活きてた気がしました。こんな作品に出られて　(^^*)

　　　　　（解説）

江ノ島を舞台に、青春時代の無邪気さと挫折、淡い恋心を瑞々しく描き出すタイムスリップ青春ドラマ。原案・脚本は「RAILWAYS　愛を伝えられない大人たちへ」の小林弘利。監督・脚本は「旅立ちの島唄　十五の春」の吉田康弘。出演は「図書館戦争」の福士蒼汰、「天国からのエール」の野村周平、「FASHION STORY Model」の本田翼、「マリア様がみてる」の未来穂香。

　　　　　（ストーリー）

小学生の頃からの親友同士である、高校生の修太（福士蒼汰）、朔（野村周平）、ミチル（本田翼）。恋と友情の入り交じった関係にある彼らだったが、ミチルの海外留学が決まってしまう。黙って出発した彼女が自分の気持ちをつづった手紙を受け取り、空港へ向かう朔だったがそのまま命を落としてしまう。それから2年。空虚な日々を送っていた修太は、行きたい時と場所を思い浮かべるとその時代に行けるという時空移動の方法が書かれた奇妙な本を手にする。試しに実践してみると、彼は朔が死亡する前日に戻っていた。