2015年 06月 25日
第44回江戸川乱歩賞受賞作『果つる底なき』 |

今をときめく、池井戸潤が、頭角を現し始め、江戸川乱歩賞を受賞した作品を、
今や、世界のケン・ワタナベが主演、菅野美穂(なんと女子大生役)でドラマ化されてたのに興味を感じ、観てみました。
脚本:福田靖ですから、これまた、なんて贅沢な!
「オハナシとしては、とても面白い」のですが、やや犠牲者が多すぎかな? って、ミステリー的には野暮天ですね。ハラハラ・ドキドキが最後まで途切れることなく、面白かったです。
突っ込みどころとしては、最近「昼顔」で、吉瀬美智子ダンナさんを演じてた、木下ほうか。今も昔も、あやしいオーラ満載なのね… と、その変わらなさに感心
ダイナミックに画面映えする、渡辺謙の存在感は、さすが!でした。
ふとしたディテールに、のちの池井戸作品のお約束が見られて「なるほどなるほど…」
興味深かったです。納得!
(ストーリー)
銀行支店の多額の融資のあげく突然の融資打ち切りで倒産した会社、東京シリコンの社長・柳葉(石田太郎)が自殺した。しかもこの事件には裏があると何か秘密をつかんだ担当行員・坂本(伊集院光)が、自分の車の中でなぜかハチに刺されて変死。その前任者だった本店の伊木遙(渡辺謙)は、副支店長・西口(段田安則)や、銀行を恨む柳葉の娘・奈緒(菅野美穂)の協力を得ながら、柳葉の会社がどんな計略の餌食になったか、悪の正体をさぐってゆく。
by noho_hon2
| 2015-06-25 12:45
| ドラマ
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