2015年 07月 22日
舞妓はレディ |
かなり好みは分かれるかもしれませんが、(実際、「Shall we ダンス?」の熱烈ファンなダンナさんが、ミュージカル仕立てになって脱落)斬新で楽しい作品でした。願わくば、出演者全員に「見せ場を!」との、旺盛なエンタメ精神と、徹底した作り込み、との意欲に、三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」を連想。
ヒロインの、上白石萌音。ちょっと素朴な存在感で、だけど、歌って踊れるところと成長ぶりが素敵でした。異色の存在感だけに、その後に注目です。
また、女将の若い頃として、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」で、発掘され、めきめき頭角を顕してきてる、大原櫻子が、そして恋のお相手として、妻夫木クンがキャスティングされてたのが、サプライズでウケました。
また、タイトルからも分かるように、「マイ・フェア・レディ」へのオマージュ作品でもあるのですが、ヒギンズ教授に相当する長谷川博己も好演。
なにげに、周防映画の常連さん、竹中直人の「Shall we ダンス?」のパロディもあって、思わずプププ…
周防監督、「ファンシイダンス」「シコふんじゃった。」とユーモラスなエンタメ作品が続き、「Shall we ダンス?」で行き着きすぎて、今度は一転、社会派に「それでもボクはやってない」で社会的・問題提示型ビター作品にいった時は
「…どうなるのかしらん?」と思ったのですが、パートナーである草刈民代に、こんなにも見せ場を作りつつ、徹底エンタメ作品を作ったことに、ホッとしたというか… 安堵感覚えました。
でも、上白石萌音、歌って踊れて、懐かしいような素朴な日本人女性を表現できるけれど、あまりテレビ向きではない気がして… 舞台方面にいっちゃうのかなぁ… 昨今「天皇の料理番」で、素朴系・昭和顔な、黒木華に、大いなる可能性を感じてしまった分、注目です。
(黒木華、今のCMの元気さも似合ってますよね)
(解説)
「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、京都を舞台に舞妓になるために頑張る少女の成長物語を、数々のオリジナルソングが彩るミュージカル仕立てで描いた。舞妓がひとりしかいなくなってしまった京都の小さな花街・下八軒の老舗お茶屋・万寿楽(ばんすらく)に、どうしても舞妓になりたいという少女・春子が現れる。最初は断られた春子だが、そこに居合わせた語学学者の「センセ」こと京野が、鹿児島弁と津軽弁の混ざった春子に興味を示し、彼女が万寿楽にいられるよう取り計らう。かくして万寿楽の仕込み(見習い)になった春子だったが、花街の厳しいしきたりや稽古、慣れない言葉づかいに悪戦苦闘。そしてある日、突然声が出なくなってしまい……。2011年・第7回「東宝シンデレラ」審査員特別賞受賞の上白石萌音が、オーディションを経て春子役に抜てきされた。
by noho_hon2
| 2015-07-22 12:56
| ドラマ
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