2015年 07月 24日
ブルージャスミン |
ウディ・アレン監督キャリアNO.1興収記録を樹立した『ミッドナイト・イン・パリ』に匹敵する大ヒット作! アカデミー賞主演女優賞を獲得した、ケイト・ブランシェット、渾身の演技。そして、ハマり役!
本当に、セレブって、こういう感じの気品ある美人だろうなぁ、ってリアルさだし、そこから転落したがゆえの病みっぷり、というか、壊れ具合が、また説得力。
再就職にあたり、どこまでも、プライド高く、ワガママ全開するあたり、妙に納得。
だけど、あくまでコメディ。その悲喜劇ぶりが、カラッとしてるのが見事だったのでした。
大学途中でセレブ婚したものの、夫は逮捕され自殺。そして、異母姉妹であるジンジャーの元へと身を寄せるのですが、非常に生活環境が対照的な二人の人間模様が妙に可笑しいです。
第一、無一文なのに、ファーストクラスでやってくる、ズレ具合からして笑えます。
それに、冒頭から、連れの女性が「あの人、私に話しかけてると思ってたけれど、独り言を言ってたのね」ってのが、既に暗示的。ラストとリンクすることしきり…
客観的に、喧嘩はしたけれど、仲直りして、貧しいながらも、うまく人生航路、渡れそうな妹と、子供からまで「人生から消えて欲しい」と言われてしまったジャスミンが、これまた対照的で…
ウッディ・アレン・マジック。シニカルな笑いの中、考えさせられたのでした。
ケイト・ブランシェット、「エリザベス」も見事な存在感だったけれど、これまた代表作になりえるのを確信。
(実際、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の二冠に輝き、世界の映画賞の主演女優賞を総なめに)
(解説)
ウッディ・アレン監督が初タッグとなるケイト・ブランシェットを主演に、上流階級から転落したヒロインが再起をかけて奮闘し、苦悩する姿を描いたドラマ。ニューヨークの資産家ハルと結婚し、セレブリティとして裕福な生活を送っていたジャスミンは、ハルとの結婚生活が破綻したことで地位も資産も全て失ってしまう。サンフランシスコで庶民的な生活を送る妹ジンジャーのもとに身を寄せたものの、不慣れな仕事や生活に神経を擦り減らせ、次第に精神が不安定になっていく。それでも再び華やかな世界へと返り咲こうと躍起になるジャスミンだったが……。第86回アカデミー賞でブランシェットが主演女優賞を受賞。共演にアレック・ボールドウィン、サリー・ホーキンス、ピーター・サースガードら。
(ストーリー)
ジャスミン(ケイト・ブランシェット)は夫ハル(アレック・ボールドウィン)とニューヨークでぜいたくな生活を送っていたが、全てを失い、サンフランシスコに暮らす妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)のアパートに身を寄せる。過去のセレブ生活にとらわれ、神経をすり減らしていたジャスミンだったが、ある日お金持ちの男性ドワイト(ピーター・サースガード)と出会い、自分の身の上についてうそをついてしまう。
by noho_hon2
| 2015-07-24 07:03
| 映画
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