2015年 11月 04日
真夜中の弥次さん喜多さん |

それを、クドカンが独自の料理した、何でもアリで、ハチャメチャを楽しむコメディ時代劇でした。
どん引きするか、大受けするか…
かなり、人を選びそう。
でも、歌・ダンス・お色気・ギャグ、シュール、毒、笑い… 舞台や衣装も、時代劇と現代が交錯しつつ、「あらゆる可能性」を試行錯誤した意味で、興味深かったです。
原作者のしりあがり寿も、たわあ麗満堂の店主役で出演してたんですってね。
(個人的には、楳図かずお、から、妻夫木聡までチョイ役で出てて可笑しかった)
やはり、主役の長瀬智也は、どんな事しても、かっこいい。
頭空っぽにして味わいたい、シュールとギャグの夢ワールド、だったのでした。
(ストーリー)
ワイルドで男らしい弥次郎兵衛(弥次さん)と美貌の役者・喜多八(喜多さん)は、ディープに愛し合う恋人同士。しかし弥次さんには妻(お初)がおり、一方の喜多さんは重度のヤク中で、“リヤル”を実感することが出来ずにいた。ある時ふとした弾みでお初を死なせた弥次さんは、喜多さんを伴って薄っぺらな江戸の町を飛び出し、参拝すれば全ての困難が昇華するお伊勢様を目指して“てめぇ探しの旅”に出発する。
しかし、行く手には笑いをとらないと通れない関所、おはようからおやすみまで全ての言動を歌い踊ることで表現しなければならない町、アーサー王のとろろ汁屋など奇天烈な関門が待ち受けていた。 そして、ついに名峰富士の絶景が拝める吉原にて、最大の試練が降りかかる―――。 リヤルと幻想、愛と生死が交錯する二人の旅路は、果たしてどこにたどり着くのだろうか?
by noho_hon2
| 2015-11-04 11:34
| 映画
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タイトル : 『真夜中の弥次さん喜多さん』
■監督・脚本 宮藤官九郎■原作 しりあがり寿「真夜中の弥次さん喜多さん」、「弥次喜多 in deep」、「小説 真夜中の弥次さん喜多さん」 ■キャスト 長瀬智也、中村七之助、小池栄子、阿部サダヲ 「オイラ、リヤル(現実)がとんと分からねえ」と、虚ろにつぶやくヤク中...... more
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