またまた、究極の選択… 妊娠21週1日の妊婦・田中陽子(河井青葉)が破水
前日の、担当医の下屋加江(松岡茉優)検診では問題無かったのに、緊急事態に
予想が難しい、切迫流産の危機
赤ちゃんがとても危険な状況なこと。もし、無事生まれても、傷害や病気のリスクが高いこと… しかも、中絶できるギリギリの状態。
迷いに迷った夫婦は、それでも、なんとか生れて欲しい。そして出来る最前の努力を、と願います
そして患者さんの選択に最前のサポートを、と努力する旨、告げます
下屋の成長。鴻鳥(綾野剛)のまなざし
新しい先生もやってくることに
一同の想いではありましょうが、私も、ひたすら、「小さな命に幸あれ」と願ってしまったのでした。
(ストーリー)
妊娠21週1日の妊婦・田中陽子(河井青葉)が、夫の淳(和田正人)に抱きかかえられるようにしてやって来た。異変を感じて病院へ来る途中に破水してしまい、流産しかかっている危険な状態だ。
前日の健診でお腹の張りを訴える陽子に、担当医の下屋加江(松岡茉優)は問題ないと帰したばかり。どういうことかと詰め寄る陽子に、下屋は言葉が出ない。鴻鳥サクラ(綾野剛)が切迫流産は予測が難しいこと、そして赤ちゃんがとても危険な状況なことを説明すると、そのあまりの厳しい状況に夫婦は呆然とする。そんなふたりに、サクラはある過酷な選択を委ねる。
一方、患者への説明ができなかった下屋は、苦しい決断を迫る役までサクラにさせてしまったと、医師としての自分の不甲斐なさに落ち込んでいた。さらに、新任の新生児科医・新井恵美(山口紗弥加)からは、産科と新生児科の合同カンファレンス中に厳しく反論され、下屋は産婦人科医として壁にぶつかってしまう。
──過酷な選択を迫れた田中夫妻が出した決断とは?そして、産婦人科医としての在り方を問われた下屋は壁を越えられるのか?