2016年 01月 04日
新春ドラマスペシャル『坊っちゃん』 |

何より、キャスティングが良かったですよね。
主人公・坊っちゃん役の二宮和也もさることながら、マドンナ役に松下奈緒、山嵐役に古田新太、赤シャツ役に及川光博、野だいこ役に八嶋智人、うらなり役に山本耕史、狸役に岸部一徳、清役に宮本信子、物理学校校長役に佐藤浩市、マドンナの父親役に小林薫、マドンナの母親役に浅野ゆう子、さらに夏目漱石役で又吉直樹?!
ちょっと傾いた構図の絵が、象徴的で、小道具としてユーモラスに扱われてました。
やはり、印象に残ったのは、二宮和也の演じる坊っちゃんが、すごくよくハマっていて、清役の宮本信子が雰囲気。「ああ、こういう感じだったんですね」と、個人的に、大いに感動
赤シャツ役のミッチー、実に、いい仕事してました。
キザさも、いい塩梅で、本当に、雰囲気!でしたよね。
うらなり役の山本耕史も、おどおどと、気の小さい感が良かったし、松下奈緒のマドンナは平成版のマドンナって感じ。
夏目漱石役で又吉直樹って遊び心もタイムリーだったし、なにげに、遠くに松山城が見えたり、丁寧なツクリで面白かったです。
これまた、お正月ならではの企画で満足
(ストーリー)
親譲りの無鉄砲と真っ直ぐ過ぎる性格で、子供のころから問題ばかり起こしている坊っちゃんは周囲からは問題児として煙たがられ、実の父兄とも仲が良くない。けれども住み込みの女中だけは立派な気性だと褒めてくれ、坊っちゃんのことを何かとかばってくれていた。
父親の死後、遺産を元手に物理学校に入学。卒業する際、校長から松山の中学に教師の口があるが行かないかと勧められる。鎌倉より遠くに行ったことがない江戸っ子の坊っちゃんだが、特に就職のあても無かったので松山に赴任することを決める。
着任早々、校長から生徒の模範になるようにと言われ、「そんなことはできないのでこの話はなかったことに」と正直に答えて去ろうとし、校長を大いに慌てさせる坊っちゃん、いよいよ教べんを執ることになるも、生徒たちとは、とんとうまくいかない。
そば屋を見つけてうれしくなって、大好物の天ぷらそばを4杯食べると、翌日学校では天ぷら先生と黒板に書かれる。団子屋で団子を2皿食べたこと、温泉で泳いだことまでも学校中に知れ渡りからかわれる。初めての宿直の夜には生徒たちから蚊帳の中にイナゴを入れられるというイタズラを受けた。
東京と全く違う田舎で、見るもの、聞くもの、会う人、何もかもかも気に入らなくなってきた坊っちゃん…。
やがて、同僚の教師たちの間にある痴情のもつれや、それに伴っての卑劣なはかりごとを知り、ずるいことが許せない坊っちゃんの、快刀乱麻な大暴れが始まる-。
by noho_hon2
| 2016-01-04 09:09
| ドラマ
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タイトル : 新春ドラマスペシャル「坊っちゃん」 (2016/1/3)..
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