フラジャイル「天才病理医が救う命その時救命救急で何が起こったのか？空白の時間に潜む驚きの病」

長瀬智也、ヤクザになったり（タイガー＆ドラゴン）、どこか、無垢なピュアピュアな存在になったり（泣くな、はらちゃん）、

見事な顔芸で楽しませてくれたり、（マイ★ボス マイ★ヒーロー、うぬぼれ刑事）本当に芸域、広いですね。

今回の、天才だけど、マイウェイな病理医がハマってます。

そして、最後には、謎が解けて、前向きな方向になるのも、いい感じ。
アル中と判断されたけれど、それは妻が酒を遠ざけたゆえのメチル・アルコールの副作用で目薬中毒になってたのでした。

武井咲も、振り回されつつ、華を添えて、似合ってる気がします。

30秒ルールの提案…　救急といえど、10秒で即座に判断してしまうことをやめて、まずは黙って患者の話を聞くことを優先し、後20秒待ってみては…　考えさせられますね。

　　　　　（ストーリー）

岸京一郎（長瀬智也）に認められ、宮崎智尋（武井咲）は病理診断科で働くことになった。しかし、岸は宮崎に何かを教えようとする素振りは全くない。また、宮崎は森井久志（野村周平）からも自分は技師だから助言はしないと言われてしまう。そんな部所なので、今までに来た医師はすぐに辞めていた。部長の佐田直人（津田寛治）は、こんな状態だと科がなくなると岸を諭す。だが、岸は別の病院へ行くだけだと意に介さない。

病理診断科に細木まどか（小雪）が来た。昨日のコンパの成果を聞く森井に、細木は10秒で帰りたくなったが5分我慢したと答える。岸は細木の10秒という言葉に何かを思う。

岸は宮崎を救急救命へ使いに出す。昨日搬送された患者、大塚洋治（林和義）についての岸の判断だ。救命医の倉木浩介（藤本隆弘）は急性アルコール中毒と診ていたが、病理診断科に伺いを立てたのだ。宮崎は倉木に要件を伝える。岸は詳しい診察が必要と促していたが、倉木は自分の診断を曲げようとしない。挙句、倉木は岸からの書類をゴミ箱に捨ててしまった。

病理診断科に戻って憤り、頃合いを見てもう一度倉木に掛け合うと言う宮崎を岸はバカ呼ばわり。岸は倉木が考えを変えるような医師ではないと断言。戸惑う宮崎に、岸は決定的証拠を突きつけなければいけないと告げる。

すると宮崎は、席を空けると言って飛び出してしまった。宮崎は大塚が営む時計店に、彼の妻、佐知代（宮地雅子）を訪ねて行く。