2016年 05月 25日
重版出来!「天才VS凡人…マンガの神様に愛されたい!」 |
今回は、才能にまつわり、2つのケースが並行
才能はあれど、絵が下手な中田伯(永山絢斗)が、担当者、心(黒木華)の計らい。大先生・三蔵山(小日向文世)のもとでアシスタントとして働き始めて一ヶ月
こっそり、中田のネームを見たチーフアシスタントの沼田渡(ムロツヨシ)。普段は、明るくて面倒見の良い性格でしたが、その才能に驚嘆して、思わずプッツン。インクをぶちまける暴挙。ますます、劣等感を募らせていきます。
一方、心は一世風靡をした天才漫画家・牛露田獏(康すおん)の名作『タイムマシンにお願い』の電子書籍化の担当を和田(松重豊)に命ぜられ、和田と共に許諾をもらいに牛露田宅に出向くことに。
ところが、その生活は荒み、古いアパートで、ゴミだめのような悪化した生活環境
その後、思春期を迎えた、娘のアユは警察に補導され、引き取り手を、心に依頼する電話が。
アユは、ファミレスで無邪気にメニューに悩む心に「ひと口だけイイよ」と笑い、「普通の家庭がヨカッタ。お母さんは、働き過ぎて過労で死んでしまった」と、今は酒浸りになってる父親を憎んでる
様子です。
「天才は周囲を照らしつつも、身近に影を落とす場合があるのですね」みたいな感想が印象的でした。
「アユの笑顔が素敵でした。アユに、もっと笑顔を」と何とかできないものか悩む心
また、沼田渡の兄が病気になり、ついに家業の酒屋を継ぐことを決意。ひとつには、中田の件もあったのでしょう。インク騒動の他、中田が、沼田渡のネームをみて感動し、泣いたことも、きっかけになったみたいです
最後。中田に愛あるアドバイスして、三蔵山のもとを去るところに心が。
同時に、ネームを汚したのは自分だと、も誤りました。
「沼田渡は、中田さんになりたかったのです」とつぶやく心。
中田は、祖母に育てられ、父母の愛に縁なく育った不器用なところがあるみたいです。その屈折が天才肌の表現に?!
冒頭の、インクぶちまけ事件で、御飯を作り世話してくれる三蔵山の妻を疑ってた背景も、そのあたりにある様子。
コヒさん、「真田丸」の秀吉も、人たらしな人懐っこい面と残酷な狂気を併せ持つ役柄を好演してますが、ここでは円満人格の大先生が、彼ならではの味。
今回は、ムロツヨシもいい味だしてました。
才能について、しみじみと、考えさせられたのでした。
(ストーリー)
心(黒木華)が担当する漫画家・中田伯(永山絢斗)が、三蔵山(小日向文世)のもとでアシスタントとして働き始めて一ヶ月。長年、三蔵山のもとで働いているチーフアシスタントの沼田渡(ムロツヨシ)は、明るく大らかな対応で“過去最高に面倒な後輩”中田の面倒を見ていた。
だが、流星のごとくあらわれた中田は、絵は下手なものの三蔵山はその類まれなる才能に一目置おいており、沼田は徐々に中田に対して劣等感を募らせていった…。
アイデアが溢れ出る中田から「まだいくらでも描けます。早く連載やらせてください」と何冊ものネームノートを渡され驚く心。そんな中田の姿に、沼田はかつての自分の姿を重ねる。
そしてある日、インクまみれになった一冊の中田のネームノートが発見された。せまい環境に閉じ込められたらいじめがおこるという安井(安田顕)の一言に、中田がいじめられているのではないかとザワつく心とバイブス編集部。
一方、心は一世風靡をした天才漫画家・牛露田獏(康すおん)の名作『タイムマシンにお願い』の電子書籍化の担当を和田(松重豊)に命ぜられ、和田と共に許諾をもらいに牛露田宅に出向くことに。昔、牛露田に世話になっていた和田は、牛露田の妻や可愛がっていた娘・アユ(蒔田彩珠)に会えることを懐かしんでいた。
しかし、心たちが目にしたのは、ゴミだめのような悪化した生活環境により、荒んだ娘アユと酒びたりで廃人のようになったかつての天才作家の姿だった…。
才能はあれど、絵が下手な中田伯(永山絢斗)が、担当者、心(黒木華)の計らい。大先生・三蔵山(小日向文世)のもとでアシスタントとして働き始めて一ヶ月
こっそり、中田のネームを見たチーフアシスタントの沼田渡(ムロツヨシ)。普段は、明るくて面倒見の良い性格でしたが、その才能に驚嘆して、思わずプッツン。インクをぶちまける暴挙。ますます、劣等感を募らせていきます。
一方、心は一世風靡をした天才漫画家・牛露田獏(康すおん)の名作『タイムマシンにお願い』の電子書籍化の担当を和田(松重豊)に命ぜられ、和田と共に許諾をもらいに牛露田宅に出向くことに。
ところが、その生活は荒み、古いアパートで、ゴミだめのような悪化した生活環境
その後、思春期を迎えた、娘のアユは警察に補導され、引き取り手を、心に依頼する電話が。
アユは、ファミレスで無邪気にメニューに悩む心に「ひと口だけイイよ」と笑い、「普通の家庭がヨカッタ。お母さんは、働き過ぎて過労で死んでしまった」と、今は酒浸りになってる父親を憎んでる
様子です。
「天才は周囲を照らしつつも、身近に影を落とす場合があるのですね」みたいな感想が印象的でした。
「アユの笑顔が素敵でした。アユに、もっと笑顔を」と何とかできないものか悩む心
また、沼田渡の兄が病気になり、ついに家業の酒屋を継ぐことを決意。ひとつには、中田の件もあったのでしょう。インク騒動の他、中田が、沼田渡のネームをみて感動し、泣いたことも、きっかけになったみたいです
最後。中田に愛あるアドバイスして、三蔵山のもとを去るところに心が。
同時に、ネームを汚したのは自分だと、も誤りました。
「沼田渡は、中田さんになりたかったのです」とつぶやく心。
中田は、祖母に育てられ、父母の愛に縁なく育った不器用なところがあるみたいです。その屈折が天才肌の表現に?!
冒頭の、インクぶちまけ事件で、御飯を作り世話してくれる三蔵山の妻を疑ってた背景も、そのあたりにある様子。
コヒさん、「真田丸」の秀吉も、人たらしな人懐っこい面と残酷な狂気を併せ持つ役柄を好演してますが、ここでは円満人格の大先生が、彼ならではの味。
今回は、ムロツヨシもいい味だしてました。
才能について、しみじみと、考えさせられたのでした。
(ストーリー)
心(黒木華)が担当する漫画家・中田伯(永山絢斗)が、三蔵山(小日向文世)のもとでアシスタントとして働き始めて一ヶ月。長年、三蔵山のもとで働いているチーフアシスタントの沼田渡(ムロツヨシ)は、明るく大らかな対応で“過去最高に面倒な後輩”中田の面倒を見ていた。
だが、流星のごとくあらわれた中田は、絵は下手なものの三蔵山はその類まれなる才能に一目置おいており、沼田は徐々に中田に対して劣等感を募らせていった…。
アイデアが溢れ出る中田から「まだいくらでも描けます。早く連載やらせてください」と何冊ものネームノートを渡され驚く心。そんな中田の姿に、沼田はかつての自分の姿を重ねる。
そしてある日、インクまみれになった一冊の中田のネームノートが発見された。せまい環境に閉じ込められたらいじめがおこるという安井(安田顕)の一言に、中田がいじめられているのではないかとザワつく心とバイブス編集部。
一方、心は一世風靡をした天才漫画家・牛露田獏(康すおん)の名作『タイムマシンにお願い』の電子書籍化の担当を和田(松重豊)に命ぜられ、和田と共に許諾をもらいに牛露田宅に出向くことに。昔、牛露田に世話になっていた和田は、牛露田の妻や可愛がっていた娘・アユ(蒔田彩珠)に会えることを懐かしんでいた。
しかし、心たちが目にしたのは、ゴミだめのような悪化した生活環境により、荒んだ娘アユと酒びたりで廃人のようになったかつての天才作家の姿だった…。
by noho_hon2
| 2016-05-25 08:31
| ドラマ
|
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from ぷち丸くんの日常日記
at 2016-05-25 10:45
タイトル : 重版出来! 第7話
中田(永山絢斗)が、三蔵山(小日向文世)のアシスタントとして働き始めて1ヵ月が過ぎました。 長年、三蔵山のアシスタントを務めている沼田(ムロツヨシ)は、おおらかな対応でクセのある中田の面倒をみていました。 しかし、類まれな才能を三蔵山に一目置かれる中田に対して、沼田は少しずつ劣等感が募って来ます。 担当の心(黒木華)に、アイデアが溢れるネームノートを何冊も渡す中田の姿を見た...... more
中田(永山絢斗)が、三蔵山(小日向文世)のアシスタントとして働き始めて1ヵ月が過ぎました。 長年、三蔵山のアシスタントを務めている沼田(ムロツヨシ)は、おおらかな対応でクセのある中田の面倒をみていました。 しかし、類まれな才能を三蔵山に一目置かれる中田に対して、沼田は少しずつ劣等感が募って来ます。 担当の心(黒木華)に、アイデアが溢れるネームノートを何冊も渡す中田の姿を見た...... more
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from ディレクターの目線blo..
at 2016-05-25 11:07
タイトル : 重版出来! (第7話・2016/5/24) 感想
TBS系・火曜ドラマ『重版出来!』(公式) 第7話『天才VS凡人…マンガの神様に愛されたい!』の感想。 なお、原作:松田奈緒子「重版出来!」は未読。 沼田(ムロツヨシ)は20年前に新人賞を受賞するも、その後は鳴かず飛ばず。現在は三蔵山(小日向文世)のアシスタントをしながら持ち込みを続けている。沼田は後輩・中田(永山絢斗)の才能に脅威を感じていた。一方、心...... more
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from 平成エンタメ研究所
at 2016-05-25 13:32
タイトル : 重版出来! 第7話〜「お前、すごいな」 天才・中田伯に沼..
天才・中田伯(永山絢斗)。 彼の作品は、命を削って絞り出した魂の叫びだ。 彼は自分の心の中の、怒りやもやもやしたもの、希望や理想をはき出すためにマンガを描いている。 描くことで救われている。 少し前に僕は、中田伯を『進撃の巨人』の諫山創さんに喩え...... more
天才・中田伯(永山絢斗)。 彼の作品は、命を削って絞り出した魂の叫びだ。 彼は自分の心の中の、怒りやもやもやしたもの、希望や理想をはき出すためにマンガを描いている。 描くことで救われている。 少し前に僕は、中田伯を『進撃の巨人』の諫山創さんに喩え...... more
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from ドラマハンティングP2G
at 2016-05-25 17:27
タイトル : 重版出来! 第7話
第7話「天才VS凡人…マンガの神様に愛されたい!」2016.5.24 OnAir 心(黒木華)が担当する漫画家・中田伯(永山絢斗)が、三蔵山(小日向文世)のもとでアシスタントとして働き始めて一ヶ月。長年、三蔵山のもとで働いているチーフアシスタントの沼田渡(ムロツヨシ)…... more
第7話「天才VS凡人…マンガの神様に愛されたい!」2016.5.24 OnAir 心(黒木華)が担当する漫画家・中田伯(永山絢斗)が、三蔵山(小日向文世)のもとでアシスタントとして働き始めて一ヶ月。長年、三蔵山のもとで働いているチーフアシスタントの沼田渡(ムロツヨシ)…... more
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from レベル999のgoo部屋
at 2016-05-25 18:39
タイトル : 重版出来! 第7話
「天才VS凡人…マンガの神様に愛されたい!」 内容新人漫画家の中田(永山絢斗)が、三蔵山(小日向文世)の下でアシスタントとして働き始めて1カ月。三蔵山のもとで長年アシスタントとして働く沼田渡(ムロツヨシ)が、中田の面倒を見ていた。相変わらず絵が下...... more
「天才VS凡人…マンガの神様に愛されたい!」 内容新人漫画家の中田(永山絢斗)が、三蔵山(小日向文世)の下でアシスタントとして働き始めて1カ月。三蔵山のもとで長年アシスタントとして働く沼田渡(ムロツヨシ)が、中田の面倒を見ていた。相変わらず絵が下...... more
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from トリ猫家族
at 2016-05-25 19:38
タイトル : 「重版出来!」 第7話 天才 VS 凡人・・・マンガの神..
自分が神様に選ばれない存在だと知るのは辛いことだ。 でも、本当は選ばれなかった訳じゃない。 自分が選んでいなかった。 いつか描こう・・・ いつか勝負をしよう・・・ ...... more
自分が神様に選ばれない存在だと知るのは辛いことだ。 でも、本当は選ばれなかった訳じゃない。 自分が選んでいなかった。 いつか描こう・・・ いつか勝負をしよう・・・ ...... more
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from キッドのブログinココログ
at 2016-05-25 21:12
タイトル : 才能泥棒(黒木華)道具屋だよ(オダギリジョー)シーソーゲ..
落語愛好家のアシスタントが聞いているのは「道具屋」である。 一種の古道具を売るお店をまかされた若者が・・・「ろくでもない商品」を客に売り付けようと悪戦苦闘する「話」である。 編集者を道具屋、漫画家を道具と考えれば・・・そのビジネスのあらましが分かるわけである。 最期に御隠居さんが客として現れ・・・汚... more
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from 昼寝の時間
at 2016-05-26 16:51
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from ドラマでポン
at 2016-05-30 02:13
タイトル : 「重版出来!」7 ☆☆☆☆
ペロ……犯人は奥さん! ってw コナンじゃないw全てを見抜いていた三蔵山先生と、チーフアシ沼田さんが酌み交わす最後の杯。寂しくも美しい場面でした。複雑な環境で成長、もう ...... more
ペロ……犯人は奥さん! ってw コナンじゃないw全てを見抜いていた三蔵山先生と、チーフアシ沼田さんが酌み交わす最後の杯。寂しくも美しい場面でした。複雑な環境で成長、もう ...... more