2016年 05月 27日
蜩ノ記 (ひぐらしのき) |
いろいろな意味で、美しい映画でした。それぞれの、生きる姿勢というか、心根の持ちようといい、映像といい、キャスティングといい…第146回直木賞を受賞した葉室麟の小説を、「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史監督のメガホンで映画化した時代劇。
「派手なチャンバラもなく、地味だけど、佳作だったなぁ」と感じたら、初登場2位に輝く成績だったのですね。失礼いたしました。
アカデミー賞を受賞した、「3年後に決められた切腹までの監視役の命を受けた」檀野庄三郎役の岡田准一も、もちろん良かったですが、「7年前に前例のない事件を起こした」戸田秋谷役の役所広司、色気も存在感もあって、やはり凄い役者さんだなぁ、と感じました。
原田美枝子の落ち着いたたたずまいも良かったけれど、堀北真希も華を添えて素敵。
個人的には、役所広司の息子役の少年が印象に残りました。
この当時、時代劇が多く作られた気がするのですが、やはり時代劇ならではの味がありますね。思わず再確認。
(解説)
直木賞作家の葉室麟のベストセラー小説を、『雨あがる』『博士の愛した数式』の小泉堯史監督が映画化した人間ドラマ。無実の罪で3年後に切腹を控える武士の監視を命じられた青年武士が、その崇高な生きざまを知り成長していく姿を師弟の絆や家族愛、夫婦愛を交えて描き出す。過酷な運命を背負いながらもりんとした主人公に役所広司、その監視役の青年には『SP』シリーズの岡田准一。そのほか連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の堀北真希や、ベテラン原田美枝子が共演を果たす。
(ストーリー)
7年前に前例のない事件を起こした戸田秋谷(役所広司)は、藩の歴史をまとめる家譜の編さんを命じられていた。3年後に決められた切腹までの監視役の命を受けた檀野庄三郎(岡田准一)は、秋谷一家と共に生活するうち、家譜作りに励む秋谷に胸を打たれる。秋谷の人格者ぶりを知り、事件の真相を探り始めた庄三郎は、やがて藩政を大きく揺るがしかねない秘密を知るが……。
by noho_hon2
| 2016-05-27 07:02
| 映画
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