2016年 06月 04日
真田丸「戦端」 |
冒頭、待望の嫡男誕生の嬉しさのあまり、赤子をあやしながら天下国家の物騒な話をする秀吉(小日向文世)を筆頭とする、おっさん達の姿がユーモラスでした。ついに「あ~、こりゃイカン」とギブして、女子会に赤子がタッチ。そこで誰それに似てる談義が、戦国の犠牲になった武将達で、その会話もある意味、ブラック。
出産したばかりの茶々(竹内結子)が、出産経験の無い2人の前で「そういうものでごさいます」と愚痴自慢するのも、おっかな、可笑しかったです。
後世の歴史をひもとくにつけ、そのメンツが、意味深で怖すぎっ!
また、天下統一を目論む秀吉が、戸惑う三成(山本耕史)の前で、実は密かに千利休(桂文枝)に背中を押されて、北条攻めを決意。
秀次ときりの何気ない会話も印象的でした。甥として、新しい跡継ぎが成人するまでは… と、決意しつつ、風車をきりにたくす秀次(新納慎也)のピュアさが、なんか不憫です。
その頃、故郷では、信幸(大泉洋)が、新妻・稲(吉田羊)の扱いに苦戦中。心を開かず、食べ物が合わないとハンストっぽい大勢に入ったり、しょちゅう、義父・義父・忠勝(藤岡弘、)が顔を出し、その時だけ、稲の機嫌がよかったり。
傍らで、侍女となった元妻のこう(長野里美)が、むしろ生き生き?!
また、氏政(高嶋政伸)のもとを家康(内野聖陽)が訪ね、上洛し、秀吉に臣従するよう勧める家康。しかし氏政は、プライドから、それを渋り、秀吉に上洛の条件として、真田が治める沼田の引き渡しを迫ります。
信繁から、その話を聞いた、昌幸は激怒
会談は、なんと昌幸の代理、信繁対、これまた氏政の代理、板部岡江雪斎(山西惇)という図になって、妙に可笑しいです。
かくして、沼田を巡り、各種、思惑の入り乱れた、攻防が始まろうとしてたのでした。
(ストーリー)
待望の嫡男誕生で勢いに乗る秀吉(小日向文世)は、北条氏政(高嶋政伸)に上洛するよう迫る。
秀吉に臣従すべきという家康(内野聖陽)の勧めにも耳を貸そうとしない氏政は、逆に秀吉に条件を突きつける。
それは真田が治める沼田領を引き渡すようにというもの。
自らの領地を勝手に交渉の道具にされ昌幸(草刈正雄)は「戦も辞さぬ」と激怒する。
戦国を終わらせようとする秀吉とそれにあらがう父の間で信繁(堺雅人)は板挟みとなる
by noho_hon2
| 2016-06-04 20:46
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