99.9 ―刑事専門弁護士―「最終回前15分拡大!!深山、敗北!?華麗なる一族の悲劇…」

今回は、正統派ミステリー仕立てらしく、一同が集結。

斑目（岸部一徳）から山城鉄道の会長宅へ向かうよう命じられる佐田（香川照之）。佐田は、深山（松本潤）彩乃（榮倉奈々）を連れて、向かうことに

功一（平岳大）により、屋敷に招き入れられると、その父・山城善之助（清水紘治）の変わり果てた姿。

広間では、長男・功一、その妻・育江（中山忍）次男・敬二（須藤公一）その妻・昌子（ちすん）息子・良典、三男・隆三（庄野崎謙）その妻・皐月（国仲涼子）と、一同が集合。

皐月が「私がやりました」と言い張ります。

でも、違和感は、証言で、みんなが一様にクチにする「朱色のネクタイ」

地面には、ワインのシミもなく、果たして、そのネクタイがキモだったのでした。

写真から、着替えてきた姿が決め手となり、名探偵・深山が真相を解明。

疑惑を晴らしたものの、実は皐月のお腹の赤ちゃんが遺産を全て受け取れる作戦だったとは。

軸は、オーソドックスなミステリーだったけれど、小ネタ、遊び心満載でしたね。

来週は最終回。深山の父親の件が明らかになる？！

　　　　（ストーリー）

深山 (松本潤) は 佐田 (香川照之) から指示を受け、彩乃 (榮倉奈々) らとともに山城鉄道の会長の自宅を訪ねる。

するとそこには殺害された会長の遺体と、それを取り囲む家族らが。
状況を聞くと、三男の嫁である 皐月 (国仲涼子) が犯行を自供。
脳梗塞を患った義父を懸命に介護したが、満足してもらえないまま罵倒される日々が重なり、耐えられなくなっての犯行だという。

さらに事件当時、自宅で一緒に暮らしていた家族たちも全員、皐月の犯行を認める供述をし、すぐに解決するかに見えた事件であった。

しかし深山はある違和感を嗅ぎ取る。 皆の証言を深く掘り下げてゆくと、それはまるで “無理につじつまを合わせたかのように一致” しており…。