2016年 06月 27日
真田丸「別離」 |
北条の滅亡、伊達政宗も服従し、ここに秀吉(小日向文世)の天下統一が成し遂げられました。しかし、秀吉の愛児・鶴松は体が弱く、病床で虫の息です。
そして、千利休(桂文枝)の切腹。
物語は、それまでに至る経過を、時間を前後しつつ展開しました。
先週の、利休の鉄砲玉、密かに製造疑惑から始まります。
この世界では、腹黒・利休なのですね。
信繁(堺雅人)からしらせ、三成(山本耕史)大谷吉継(片岡愛之助)は北条方とも取引をしていた利休を糾弾します。
その情報は、三成らから、秀長(千葉哲也)を経て、兄・秀吉の耳にも。
また、怨念疑惑で、問題になる利休像を作られたのが、茶々(竹内結子)の何気ないヒトコトだったとは、思ってなかったので、意外や意外。
一方で、お約束のユーモアは、信幸(大泉洋)は馴染んでくれない、新妻・稲(吉田羊)や、大叔父・矢沢頼綱(綾田俊樹)の扱いに苦戦。つい、元妻のもとへ
真田家、一丸となって、鶴松のための薬を煎じるも、上澄みが必要なのに流してしまったり、ようよう得た小さな塊を父・昌幸(草刈正雄)が、パクっとひとくちで食べてしまったり…
なにげに、秀次がきりにプロポーズしたのもインパクト。
しかし、そんな努力も実らず、鶴松は亡くなり、秀吉の回すでんでん太鼓の音が哀しく響きます。
多くの死と向かい合いすぎた茶々は、クールな対応を見せますが、寧(北政所)(鈴木京香)の腕の中で号泣。人間らしく、母らしい感情を見せたのが、印象的でした。
こんな悲劇が、秀吉の狂気を引き出し、明へと向かわせたのでしょうか?
次回は、バランス的に、ちょっと明るいとイイなと感じたのでした。
(ストーリー)
北条の滅亡によって秀吉(小日向文世)の天下統一が完成。
しかし、その矢先、秀吉の愛児鶴松が重い病を患う。日に日に悪化する病状。
信繁(堺雅人)や三成(山本耕史)は、千利休(桂文枝)のことが頭から離れない。
利休は武器商人として北条ともつながり暗躍していたが、それを信繁たちが突き止めると秀吉によって切腹に追い込まれたのだ。
利休の呪いを恐れる人々。
家康(内野聖陽)は秀吉が嫡男を失った後の天下の行方を思い描く
by noho_hon2
| 2016-06-27 06:59
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