ドクターX～外科医・大門未知子～スペシャル

シリーズ初のスペシャル・ドラマらしく、ちょっと趣向を凝らし、味わいの異なったエンタメしてました。

史上最強の黒幕＆神原晶（岸部一徳）の宿敵として、黒須貫太郎(ビートたけし)をうまく使ったなぁ、と感じました。

はからずも、未知子(米倉涼子)に目撃されてしまった、路チューで始まり、またもや、神原の想い人をさらって…　ってオチも可笑しかったです。

さんざんヒール役だったのに、ピンチを救うアドバイスをするところも、キャラ設定が、心憎いです。

屋台での、会話も、なかなかに意味深。

でも、サービス精神ふんだんに、やったり、やられらり、レギュラー・メンバーが出演し、山場が、国民的フィギュアスケート選手・氷室光二郎（伊野尾慧）のオペ、ってのも、今風だったかな？

レギュラー放送では、みなさん、やたらステーキ好きでしたが、寿司好きだったり、シシ鍋が出てきたり、屋台が効果的に使われたり…　食がバラエティ豊かでした。

だけど、唯一の「失敗した」が今後、レビュラー番組化するのに響かないかな？

今度の連ドラも、コテコテになりそうで楽しみです。

　　　　　（ストーリー）

“失敗しない女"大門未知子(米倉涼子)は、日本初の創薬の拠点「クロス医療センター」院長・黒須貫太郎(ビートたけし)の依頼で、国民的フィギュアスケーター・氷室光二郎(伊野尾慧)の高難度オペを担当することに。日本医療界トップの座をめぐる外科VS内科の争いに巻き込まれていく。そして“外科医としての武器"を奪われ、最大の窮地に追い込まれた未知子から発されたのは『私、失敗したので』という衝撃の言葉だった…!