2016年 08月 12日
はじめまして、愛しています。「生まれて初めて書いた手紙」 |
この物語、キャスティングがイイですよね。梅田夫妻(尾野真千子)(江口洋介)もさることながら、特に子役のハジメに扮した少年(横山歩)が、ありがちなファミリーものの愛らしい子役とは真逆なため、よけいに説得力です。
行きつ戻りつ、盛大に面倒をかけて、最後にキラキラとした感動が光り、シリアスとユーモア、感動のバランスがいいなぁ、と感心
ようようハジメの試し行動や赤ちゃん返りの洗礼をくぐり抜け、日常を…と思ったら、今度は、しつけゼロで、文字も読めないことを知ります。まずは、お行儀から… 母親の逐一なしつけが始まります。
そんな子育ての中で、「こんなハズじゃなかったのに…」と、自らの育てられ方を振り返り、美奈が父親との確執に直面しつつ、少し問題が氷解したのがヨカッタです。夫の信次も、アルコール中毒で施設にいる母親に会いにいき、これも、ハジメ効果かなぁ、と感じました。
しかし、あまりの野生児ぶり。ついに、大らかだった信次も「お母さんのいいつけが守れないなら出て行け」の、おしおき。
5分も待てず出てみると、そこにハジメの姿はなく、不安にかられて探し回ります。
結局、ハジメは堂本真知(余貴美子)のもとを訪れ「文字を教えて欲しい」と手紙を書こうとし、「愛してます」と告げます。
そして、公園でも並んで遊具を待てるようになったハジメを、夫妻は幼稚園へ通わせようとします。どう展開する?!
(ストーリー)
ハジメ(横山歩)に親と認められ、梅田美奈(尾野真千子)と夫の信次(江口洋介)にとって本格的な子育てがいよいよ始まる。
堂本真知(余貴美子)の助言に従い、「ハジメにどんな人間になって欲しいのか」を考える二人。信次はハジメが笑わないことを気にかけ、「笑顔を絶やさない人になってほしい」と大らかな目標を掲げる。一方の美奈は、ピアノ教室でさまざまな子どもを見てきたせいか、挨拶から食べ物の好き嫌い、箸の持ち方など細かいところまで、つい多くを望んでしまう。その結果、美奈は知らず知らずのうちに、ハジメに「ダメ」と「◯◯しなさい」を繰り返すようになっていく。
最初は渋々ながら言うことをきいていたハジメだが、やがてイライラが爆発。ピアノ教室の邪魔をすると、美奈から字の勉強をさせられていた道具を庭に放り捨ててしまう。その態度にカッとなった美奈は思わず手を上げ…!?
美奈と信次が愛情をどう伝えるべきか思い悩む中、ハジメの反抗的な態度はなおも続き、ついには「お母さんのピアノなんか嫌い!お母さんも嫌い!」と美奈に楯突くまでに。それを聞いた信次は顔色を変え…!!
by noho_hon2
| 2016-08-12 08:20
| ドラマ
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