2016年 08月 25日
臨場 再放送「ユズリハの家」 |

倉石義男(内野聖陽)の見たてでは、鴨居で首を吊って一気に死んだような痕跡は認められなず、義太郎が「死にたい」と言ってたことから、家族が、その衝動にとどめを刺した、自殺ほう助の可能性が見えてきます。
そして、締められた首から松やにの成分が検出され、まず孫が疑われます。
義太郎の娘・祥子(藤真利子)の夫・直樹(中村育二)が仕事で松やにを扱ってたけれど、これもハズレ
ドラマ冒頭で祥子がバイオリンを弾くシーンがあった事から、祥子(藤真利子)が疑われます。
しかし、戸棚を調べて、義太郎が、それを使ってまで… ってところから、とてもビターな結末でした。
この事件の最中で、立原(高嶋政伸)の父親が亡くなったのに、現場にいて最期を看取れなかったというのも、また輪をかけてビターでした。切なかったです。
臨場は、ビターな社会問題の問題提起を投げかけますね。
(ストーリー)
老人・義太郎(西沢利明)の変死体が自室で発見される。同居している娘の祥子(藤真利子)夫婦の証言によると、鴨居から首を吊っていたらしいが、倉石義男(内野聖陽)の検視では、鴨居で首を吊って一気に死んだような痕跡は認められない。寝たきりの生活を送っていた義太郎が、わざわざ立ち上がり、首を吊るために鴨居に浴衣の帯を掛けたりできたのだろうか? 鴨居の状況、首すじの付着物などの状況からは、誰かが義太郎の首を絞めた可能性があると、倉石は他殺と断定する。
解剖結果は、何者かが義太郎の首を手で絞めたことを裏付けていた。さらに、義太郎の首の付着物は松脂(ロジン)と判明。松脂は野球のロージンバッグにも使われていて、祥子の息子・義樹(太賀)は野球部に所属している。しかも授業をサボりがちの義樹は、義太郎に怒鳴られていたという。怒った義樹が、祖父に手を掛けたのか?
一方、夫の直樹(中村育二)は、事業に失敗して多額の借金を抱えており、沖縄で再出発の話はあったが、義太郎が転居を嫌がるため、動くに動けない状態だったという。さらに直樹は、今の勤務先で、松脂からつくるロジンアートという装飾品を扱っていた。立原真澄(高嶋政伸)は、直樹を激しく追及する。
直樹らに疑いの目が向けられるなか、倉石は、ひとり現場の宮坂家へとやって来る。あくまでも義太郎は自殺だと言い張る祥子。だが、倉石は「俺のとは違うな」と、他殺の証拠を探し回る。
by noho_hon2
| 2016-08-25 17:42
| ドラマ
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タイトル : 「臨場」 第7話 「ユズリハの家」
さて、今回倉石(内野聖陽)が臨場したのは鴨居から帯をかけて首をつって死んだと思われる老人の死亡現場。 第一発見者は娘の祥子(藤真利子)で、知らせを受けた夫の直樹(中 ...... more
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