2006年 01月 13日
小早川伸木の恋 |
エッセイの中で、原作者の柴門ふみ。「私は本質がオトコであ~る、むしろダンナ(弘兼憲史)の方が、より女性的…」と語ってたのが、すごく印象に残ってるのですが
本当に、この主人公の小早川伸木。温厚と誠実さ、なまじの実力がアダになり、仕事で家庭で、理不尽の嵐になってしまう描写が、じつにビビッド。
主人公が女性であるより、男性の方が、より、のびのびと感じられるのは気のせいでしょうか?
上と下とのハザマ世代で、うむむ… となる感じを、万人にワカルよう誇張して巧みに表現してるあたり(上は老獪。下は正論と正義感が空回り)、さすが熟練のエンターティナーだなぁ、と感心してしまったのでした。
なるほど、これなら「失楽園」じゃないけれど(久木氏もまた、なにかと八方塞がりだったのが印象的)「恋に走っちゃう」キモチも分かるというか、周辺事情はスタンバイOK…
柴門ふみ作品では、たいがい爆弾レディが登場して物語を牽引するのが特徴なのですが、それを家庭内にもってくるとは… 「今度は、そうきましたか」だったりしてね。
唐沢寿明。手術の腕は抜群!なあたり、「白い巨塔」の財前五郎をほうふつさせますが、クールで野心家な彼より、こちらが、より雰囲気、かもしれません。
藤木直人の(あえて、ちょっとサエなく演出した)眼鏡氏が、思いがけず新鮮…
小早川伸木、かぎりなく、カンチの大人版? 奥さんの、情熱過多ぶり、ほとんど赤名リカも真っ青。気のせいか、天性のプレイボーイ。三上みたいなのもいるし… 泥沼必至なれど、今後、どう物語が転がっていくか興味津々
(寒さのあまり、丸くなった猫ちゃんズ)
本当に、この主人公の小早川伸木。温厚と誠実さ、なまじの実力がアダになり、仕事で家庭で、理不尽の嵐になってしまう描写が、じつにビビッド。
主人公が女性であるより、男性の方が、より、のびのびと感じられるのは気のせいでしょうか?
上と下とのハザマ世代で、うむむ… となる感じを、万人にワカルよう誇張して巧みに表現してるあたり(上は老獪。下は正論と正義感が空回り)、さすが熟練のエンターティナーだなぁ、と感心してしまったのでした。
なるほど、これなら「失楽園」じゃないけれど(久木氏もまた、なにかと八方塞がりだったのが印象的)「恋に走っちゃう」キモチも分かるというか、周辺事情はスタンバイOK…
柴門ふみ作品では、たいがい爆弾レディが登場して物語を牽引するのが特徴なのですが、それを家庭内にもってくるとは… 「今度は、そうきましたか」だったりしてね。
唐沢寿明。手術の腕は抜群!なあたり、「白い巨塔」の財前五郎をほうふつさせますが、クールで野心家な彼より、こちらが、より雰囲気、かもしれません。
藤木直人の(あえて、ちょっとサエなく演出した)眼鏡氏が、思いがけず新鮮…
小早川伸木、かぎりなく、カンチの大人版? 奥さんの、情熱過多ぶり、ほとんど赤名リカも真っ青。気のせいか、天性のプレイボーイ。三上みたいなのもいるし… 泥沼必至なれど、今後、どう物語が転がっていくか興味津々
(寒さのあまり、丸くなった猫ちゃんズ)
by noho_hon2
| 2006-01-13 18:40
| ドラマ
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