2017年 01月 07日
久保圭一写真展「潮まかせ 風まかせ」 |
銀座ニコンサロンで、久保圭一写真展「潮まかせ 風まかせ」を鑑賞
生まれ育った地域の撮影をライフワークとしている作者。今作では三重県南部の漁師町を中心に撮影を
生まれ育った地域の撮影をライフワークとしている作者。今作では三重県南部の漁師町を中心に撮影を
この地域には定置網(大敷)があるのだが、それはかつて行われていたように、集落共同で運営を行う地網の意味合いが強く、ここには助け合いの精神が息づいています。沿岸漁業は潮任せ、いい潮がくれば魚が獲れる。魚が獲れないといって自然に対して怒ってもしょうがない。
不漁が続いても良い潮が来て大漁になれば、みんな笑顔。大漁旗を揚げて入ってくる船。そこで待つ人々。漁師町全体が笑顔に包まれます
自然への感謝と畏怖。海の神に感謝しつつ、祈りつつ、その幸を恵んでもらってる様子が、力強く活き活きと描写されてて感動。
by noho_hon2
| 2017-01-07 23:18
| 日々のメモ
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