2017年 01月 11日
マツコの知らない世界(小室哲哉プロデュース) |
まさに、90年代音楽シーンの寵児、ですよね。CD総売り上げ1億7000万枚以上の、メガヒットプロデューサー小室哲哉。
なんと、マツコが音楽に目覚め始めた子供時代に、渡辺美里の「My Revolution」、TM NETWORKの「Get Wild」ときて、
青春時代は、どっぷり小室ソング大席巻時代だっただけに、思い入れも半端じゃなく、前の日は、小室祭りになってしまったとか。
安室奈美恵の、「SWEET 19 BLUES」は、彼女の、他でもない19歳のために、書きおろした曲で、400万枚はいくだろうと、小室哲哉の企画で、100万枚ごとに、ジャケット写真を替え、
マツコも持ってる400万枚以降のジャケットは、あの時代、安室ファッション。ブークで、ブーツ全盛だっただけに、あえて「サンダルの足」写真を使った、ってエピソードに感心してしまったのでした。
マツコ「私、持ってる。CDの色は青!」の叫びにウケてしまいました。
また、華原朋美には「シンデレラ・ストーリー」を演じて欲しくて、彼女自身も「マライア・キャリーに憧れて」て、狙ったのはセレブ感。
「I'm proud」のイントロは、むちゃくちゃゴージャスな音作りで、凝りに凝っていて、マツコ「本当に、凄いの。何度もリフレインして、本編は1回しか聴かなかったわ」には、思わずブハッ!
TRFは従来の音楽番組を写すノウハウを崩したとか。それまでは歌唱シーンは、ボーカルを、間奏で奏者を撮ってたのを、あえて、5人にして、ダンスユニットを入れ、ヴォーカル、ダンス、DJと立体的な写し方で、特にダンスも加わってる分、「目の耳で楽しんで」には、なるほどなぁ…
特に「EZ DO DANCE」は、ターゲットをほろ酔いの大人に絞り、実際、中継もジュリアナ東京から、とか。それで第35回日本レコード大賞 ミュージックビデオ賞を取ったのですから、狙いは、大当たりですよね。
今は、別の意味でご活躍で、現役な、DJ KOOさんのエピソードにも、思わず笑い
篠原涼子は、最初から「女優さんになれる」と睨んでいて、「3分間に私を見て!」感がハンパなかったには「よく見てるなぁ」と、その眼力に感心。特にダウンタウンの番組とかで鍛えられてる分、そのタフネスさもかっていて、そういうベクトルから、「恋しさと せつなさと 心強さと」は、ドラマ仕立てに作った、に納得
しかも、あえて、上手く歌いすぎないよう指導したあたりも、大衆心理、読んでますよね。
globeは、何と言っても、ケイコの声質に惚れ込んだよう。そして、オーディションに司会が、マーク・パンサーで、幼少期からモデルで、プロだったマークと、「思い出づくり」にオーディションに参加したケイコの温度差がハンパなく、しばらくは、それで考え込んだ模様。
ケイコのビジュアルもマツコ指摘の「ほんの少し野暮ったい、街のキレイなお姉さん」ってところもツボだった模様。
音作りもビジュアル設定も、「ほんの少し手を伸ばしたら届きそう」をあえて目指したあたりにも納得です。
「好かれる」声でなく、より「嫌われない」声を、ってのも、ニーズが大きいという意味で選んだのも、凄いなぁ
彼自身は、トップの宿命、常に恐怖感を持っていて、むしろ周囲が、「天下とりたい」空気に満ちていた、のも「分かる分かる…」。
そして、そんな小室哲哉のライバルはつんく♂で、
特に彼に、その曲を聴いた時「かなわない」と「引退さえ考えた」のが、宇多田ヒカルの「Automatic」だった模様
何度も繰り返す、「あの狭い空間で」のビデオクリップの件には、思わずプププ…
その存在の自由度や、ネイティブ英語な部分や全てをとっても「ああ、新しい」「時代は変わった」と感じたみたい、でした。
いろいろな意味で興味深く面白かったです。当時の映像も音楽も懐かしかったです。
15年ぐらい前、こういう番組やって欲しかった、とボヤく、小室哲哉に対し、マツコの「今度タワーレコードにいって、小室ソング買い占めだわ」には、思わず(^^*)
by noho_hon2
| 2017-01-11 08:43
| テレビ
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