判事失格!?弁護士夏目連太郎の逆転捜査 |
この作品は渡瀬さんが演じる“異色”の弁護士・夏目連太郎が主人公のドラマで、本仮屋ユイカが超優秀&しっかり者の弁護士の娘、夏目沙月役で、“デコボコ弁護士親子”による新感覚ミステリー。
優秀な判事だったものの、判決の遅さが原因で再任拒否となり弁護士へ転身した“判事失格”という異色の経歴をもつ夏目連太郎は、利益を追求せず真実を追い求める腕は確かな弁護士。地べたをはいつくばり、納得するまで事件の真相に迫る夏目の姿を渡瀬さんが見事に演じています。
ほかに津川雅彦、渡辺大、渡辺いっけい、蟹江一平、大谷みつほ、鳥羽潤、一井直樹らが共演
渡瀬恒彦と仮屋ユイカの親子コンビといい、元婿で警察官。しょっちゅう御飯を食べに来る渡辺大といい、津川雅彦、演じる、しょっちゅう出入りする旧知の仲といい、なんとも味な人間関係。
主人公、愛用の緑のコートにまつわるの伝説も、まだ明かされてませ~ん。
明らかに、続編ができ、シリーズ化されそうな面白さ、だったので、かえすがえすも惜しいです。
ご冥福をお祈りします
(ストーリー)
不動産会社で貸金業を営んでいた社長夫妻、寺川隆志(市川勇)と美登里(竹下明子)が事務所で殺害されていた。室内は荒らされ、金庫は開いたまま。そして床には美容院の割引券とカプセルが転がっていた。現金目的の強盗殺人か…?!数日後、美容院勤務の甲田雅文(蟹江一平)が逮捕される。現金を盗んだことは認めたものの、夫婦殺害に関しては容疑を否認。しかし、裁判で無期懲役の判決が下されてしまう。それでも無実を主張し続ける被告人の甲田。えん罪の可能性はあるのだろうか…?!控訴趣意書の提出期限は残りあと13日間。そんな案件を、大学の先輩で顧問弁護士の望月睦夫(津川雅彦)から持ちかけられる夏目連太郎事務所。“判事失格弁護士”と陰口をたたかれる夏目連太郎(渡瀬恒彦)と、事務所の経営状況にアタマを抱えるしっかりものの娘で弁護士の沙月(本仮屋ユイカ)が切り盛りする“デコボコ親子”の事務所だ。夏目は優秀な判事だったものの、判決の遅さに再任拒否となり弁護士に転身した“判事失格”という異色の弁護士。利益を追求せず真実を追い求める弁護士であり、その腕は確か。そんな夏目は、甲田の主張が真実かどうか…。まずは見極めるべく、早速被告人の甲田に接近する。事件当時、甲田は美容師として開業したばかりで、資金繰りに困っていたという。そんな時、甲田の飲み友達である西嶋優二(鳥羽潤)を介して、寺川に1000万円の融資を相談する。1000万円は厳しいという返事だったが、ある日「資金の用意ができた」と連絡を受け、甲田が寺川を訪ねると、社長夫妻はすでに殺されていた…。そして開いていた金庫には400万円が…。店を守りたい一心で、警察へは届けずにその400万を持って逃げ去ったが、寺川を殺してはいないと主張する甲田。夏目は、引き続き調べを進めていくが、控訴趣意書の提出期限が差し迫る。提出しなければ控訴棄却…。さらに、検察も夏目を目の敵にしているという完全逆風の中、弁護士夏目の“逆転捜査”が本格的に始まっていく。その後、夏目と沙月の調べで、寺川は25年前に長距離ランナーとして活躍していた元陸上選手だったことが分かる。寺川と同期の陸上仲間で現在は実業団の陸上部コーチを務める黒木勝(天宮良)とトレーナー兼管理栄養士の山科真奈美(大谷みつほ)に会う。そこには寺川の教え子でもある陸上界期待の新星笹本遼(一井直樹)が練習していて…。控訴趣意書の提出リミットが刻一刻と迫る中、夏目連太郎と娘の沙月は、“事件に隠された真実“を見つけだすことができるだろうか?!