警視庁捜査一課9係 Season12 最終回「殺人カーテン」

渡瀬恒彦を失って、よく奮闘してたかな？　チームのタッグもがっちりです。

でも、“再生の塔”という施設に潜入するため、志保（羽田美智子）は嫌がる村瀬（津田寛治）に顔を殴ってもらいDV被害者を装ってOK。でも、女装は無駄になりましたね。笑いどころでした。

スナック経営者・長峰（稲荷卓央）の刺殺体が店内で見つかったことから、刺し傷の謎。カーテンが燃えて。スプリンクラーが作動し、水びたしになった状況。

“再生の塔”の入所者と、のちに細工した入れ墨が、こう関わってくるとは

ミステリーとして、二転三転ぶりが、なかなか…　でした。

まさか、直樹（井ノ原快彦）が、こういう、ささやかなハッピー・エンドして、9係が警視総監から「頼られなくて寂しかったよ」言われるとは…

まだまだ、続きそうですね。

　　　　（ストーリー）

　スナック経営者・長峰（稲荷卓央）の刺殺体が店内で見つかった。犯人は遺体を燃やそうとしたのか、被害者のズボンには焼け焦げた痕がある。ビルの所有者・正川（不破万作）によると、長峰は最近店を開けることもなく、妻の乃梨子（藤田瞳子）をキャバクラで働かせていたという。

　真澄（原沙知絵）の司法解剖で刺し傷が8箇所もあることがわかった。犯人は被害者に対して強い憎しみを抱いていたのか、もしくは仕返しを恐れて息の根を止めようとしたのか？青柳（吹越満）と矢沢（田口浩正）の調べによると、妻の乃梨子はキャバクラ勤めを強制されただけでなく、暴力までふるわれていたという。そんな生活に耐えかね、夫のもとから逃亡。救済施設に逃げ込んだらしい。

　男子禁制の施設を調べるため、志保（羽田美智子）は嫌がる村瀬（津田寛治）に顔を殴ってもらいDV被害者を装って潜入。乃梨子に近づくが、施設を管理するアイリスと名乗る女性（七瀬なつみ）に怪しまれる。志保が身分を明らかにすると、アイリスは事件当夜、隣のベッドで寝ていたと乃梨子のアリバイを主張する。

　長峰の奇妙な刺青を調べていた直樹（井ノ原快彦）は、長峰が20年前に強盗殺人事件の犯人である可能性を見出した。事件で犯人は夫を殺害、妻に重傷を負わせて逃亡、現在も未解決のままになっている。その被害者の妻の名前・綾芽の英語名はアイリス！被害者の妻がアイリスであることがわかる。綾芽＝アイリスが夫を殺害した長峰を見つけ出し復讐したのか？志保と村瀬はアイリスから20年前の事件について話を聞くのだが…。