2017年 08月 10日
心が叫びたがってるんだ。 (2015) |
大ヒット・アニメ「あの花」こと「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(劇場版。総集編を途中から観た、の感想)のスタッフが贈る長編アニメーション。
幼少期は、うんとお喋りで夢見がちだったのに、偶然、目撃した父親の不貞を、「舞踏会にいってた」と思い込んで、母親に言ったがために、家族がバラバラに。
彼女は、そのトラウマを「卵の呪い」と思い込んで、喋れなくなる、というか、喋ると、お腹が痛くなってしまうので、寡黙に。
ところが、偶然、通っている高校の地域ふれあい交流会の実行委員会のメンバーになり、さらにそこで上演されるミュージカルの主役を務めることに
それが、きっかけで、仲間達との触れ合いによって、心の中、何かが氷解していき、変わっていく少女・成瀬
本番直前で、アクシデントがあり、成瀬が行方不明になってしまい、ハラハラだったけれど、「こうきたか!」という、それこそ、担任の先生が言ってた「ミュージカルには、奇跡が起こるんだよ」になっていく展開も、心憎かったです。
思春期の心模様を象徴した、卵が暗示的。
とても良かったです。改めての実写化も納得の感動作。
(解説)
監督に長井龍雪、脚本に岡田麿里、キャラクターデザインに田中将賀と、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズのメンバーが集結した青春アニメ。ある出来事が原因で家族がバラバラになり、自身も話すことができなくなった少女が、地域交流の一環で上演される舞台での主演を経て、その運命を大きく変えていく。ボイスキャストには、内山昂輝、水瀬いのり、細谷佳正、雨宮天らが名を連ねている。幻想的で心温まる物語はもちろん、繊細なビジュアルも見どころ。
(ストーリー)
活発な少女だったものの、ある事を話したことで家族がバラバラになった上に、玉子の妖精にしゃべることを封印された成瀬順。そのトラウマが心に突き刺さり、隠れるようにして生きていく。ある日、通っている高校の地域ふれあい交流会の実行委員会のメンバーになり、さらにそこで上演されるミュージカルの主役を務めることに。困惑する順だったが、メンバーの坂上拓実、田崎大樹、仁藤菜月と行動を共にするうち、自分の中の変化に気付きだす。
by noho_hon2
| 2017-08-10 15:39
| 映画
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