
浮世離れと、ナンセンス、キャスティングを楽しむコメディ… てっきり原作はコミックだと思ってたので、思いっきりの極端設定&コミカル・ディテールに、目をパチクリ
でも、そんな中で、役者さん達は大真面目に奮闘。それに感心してしまったのでした。
個人的には、新人・執事が千葉雄大だなんて、贅沢だけど、ちょっと髪型が… と思ってしまったのは私だけ?
敏腕弁護士の姉、知晶(波瑠)と、天才外科医の兄、博文(小澤征悦) 、似合ってました。
そんな中で、みそっかす末っ子の、北沢秀作(山田涼介)、なりゆきから警察官としてあるまじきことを… しかも、色気が無いとまで言われて、お気の毒。
出演者のファンで、コミック感覚、週末をお気楽に楽しむには向いている… かも。
(ストーリー)
エリート警察官の北沢秀作(山田涼介)は、敏腕弁護士の姉、知晶(波瑠)と、天才外科医の兄、博文(小澤征悦) 、難関私立中の学園長である父、泰蔵(中村梅雀)に、名家の一員として様々なプレッシャーをかけられ続ける、ちょっとしんどい人生を送ってきた。
そんな中、北沢家に母親が亡くなって以来の危機が訪れる。
泰蔵が好きになった女性に裸の写真を撮られ、金を要求されたのだ。厳格な父のまさかの告白にショックをうける秀作。これが世に出れば北沢家は終わる。博文と知晶は医者と弁護士の職業倫理に反してでも何とかしようと奔走し、秀作にも協力させようとする。
そして“平成の華麗なる一族”の北沢家で執事見習いを始めたばかりの楠木(千葉雄大)は、この一家の一大事を口外すればクビだとベテラン執事の小岩井(浅野和之)から釘をさされる。
そんな中「家族を守りたいが法律は犯せない」と葛藤し追い詰められた秀作は、女性を説得しようと、警察の中でも説得のスペシャリストであるSITのホープ、尾関(小瀧望)に相談するが…。