きのう何食べた? 第10話

今回は、とてもデリケートな問題。

おまけに、偶然。２人はお休み。出来れば、旅行にも行って、パーーッとしたいところ、だけど、そこはゲイカップルの悲しさ。

気をつかう諸問題を考えると、やっぱり「おうちが１番」との結果に落ち着きます。

表面上は仲良く、シロ（西島秀俊）も淡々と、手際よく、愛情を込めて料理を準備しますが、密かな浮気疑惑の貼れないケンジ（内野聖陽）の、おふたり。

疑惑と、現実に直面した親の扶養問題、等、密かなキモチを、シロのナレーションと芝居。ケンジの全身演技で表現。

なんだか、とても愛おしい二人です。

疑惑は晴れたものの、実はシロの密かな心情モノローグが、味だったのでした。

主題歌にのった、ムービー仕立てのオープニングが、とてもとても好きなのでした

　　　　　　（ストーリー）

ある秋、賢二（内野聖陽）は三宅（マキタスポーツ）から、仕事復帰する妻・レイコ（奥貫薫）のため美容室の2階をエステルームに改装したいと相談される。浮気問題を心配していた賢二は仲のよさそうな2人にほっとするが、和やかな空気は長くは続かない。翌朝、史朗（西島秀俊）は賢二宛てに届いた封書を渡す。それは生活保護を受ける父親（内田文吾）の扶養照会書類で…。