2019年 07月 01日
祈りの幕が下りる時 (2018) |
原作、東野圭吾。このシリーズは、2010年、阿部寛主演でドラマ化され、人気をはくした「新参者」シリーズの完結編。
劇場版は、2012年「麒麟の翼 新参者・劇場版」に続く、第二弾。
わぁ、今、話題の人。春風亭昇太 も、出てるぅ!と感心
原作は、このミステリーがすごい! 2014年版では10位。2013年の週刊文春ミステリーベスト10では2位を記録。2014年3月には、第48回吉川英治文学賞を受賞。評論家達は、「東野版『砂の器』ともいえる」と評価
なるほど、濃厚な親子の因果と、苦労してスターダムにのぼりつめた人間の栄光と、光と影。運命が絡まってるあたり、「なるほど!」だったのでした。
特に、主人公である加賀の母親が初登場し、『卒業』『赤い指』で触れられていた、彼女の失踪理由が明かされるほか、『新参者』『麒麟の翼』において加賀が配属先の管轄である日本橋に積極的に溶け込もうとしていることや、優秀ながら、依然として所轄の刑事のままでいる理由が語られていて、本作は、シリーズひいては加賀の公私における転換期。
個人的には、新参者シリーズ。複雑に絡み合ったミステリーの醍醐味が、今ひとつ、省略された機微に疎く、リアタイは脱落したのですが、映画から興味を持ち、再放送で見て、その魅力を再確認。
最初の映画では、松坂桃李がキーパーソンとして登場し、その後の快進撃に「…納得!」だったのですが、
今回は、重要な役を、松嶋菜々子の14歳時代を「ホクサイと飯さえあれば」で、謎の少年を演じ、イイ味出してた、桜田ひよりが好演してて、インパクト。
コヒさん、こと小日向文世
(最近では、ドラマ「高嶺の花」の黒い約から「メゾン・ド・ポリス」(感想は書けなかったけれど、好きでした)のオトボケ役に、「コンフィデンスマン」シリーズの、特に劇場版が大当たりと、変化自在さが絶好調ですね)
と、松嶋菜々子の熱演も圧巻でした。
巷では、かぎりなく賛否両論だったみたいですが(最初の「麒麟の翼」の監督さんに撮って欲しかった、との声も)ますます、山崎努出演作にハズレなし、を確信。
(解説)
阿部寛主演、東野圭吾原作による「新参者」シリーズの完結編。東野の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第10作の映画化で、2010年に放送された連続ドラマ「新参者」、2本のスペシャルドラマ、映画「麒麟の翼 劇場版・新参者」に続き、阿部が主人公の刑事・加賀恭一郎を演じる。父との確執、母の失踪など、これまで明かされることがなかった加賀自身の謎が明らかとなる。東京都葛飾区小菅のアパートで滋賀県在住の押谷道子の絞殺死体が発見された。アパートの住人も姿を消し、住人と押谷の接点は見つからず、滋賀県在住の押谷が東京で殺された理由もわからず捜査は難航する。捜査を進める中で加賀は、押谷が中学の同級生で演出家の浅居博美をたずねて東京にやってきたことを突き止めるが……。演出家の浅居博美役を松嶋菜々子が演じるほか、山崎努、及川光博、溝端淳平、田中麗奈、伊藤蘭、小日向文世らが顔をそろえる。監督は「半沢直樹」「下町ロケット」「3年B組金八先生」など数多くのヒットドラマを手がけた福澤克雄。
劇場版は、2012年「麒麟の翼 新参者・劇場版」に続く、第二弾。
わぁ、今、話題の人。春風亭昇太 も、出てるぅ!と感心
原作は、このミステリーがすごい! 2014年版では10位。2013年の週刊文春ミステリーベスト10では2位を記録。2014年3月には、第48回吉川英治文学賞を受賞。評論家達は、「東野版『砂の器』ともいえる」と評価
なるほど、濃厚な親子の因果と、苦労してスターダムにのぼりつめた人間の栄光と、光と影。運命が絡まってるあたり、「なるほど!」だったのでした。
特に、主人公である加賀の母親が初登場し、『卒業』『赤い指』で触れられていた、彼女の失踪理由が明かされるほか、『新参者』『麒麟の翼』において加賀が配属先の管轄である日本橋に積極的に溶け込もうとしていることや、優秀ながら、依然として所轄の刑事のままでいる理由が語られていて、本作は、シリーズひいては加賀の公私における転換期。
個人的には、新参者シリーズ。複雑に絡み合ったミステリーの醍醐味が、今ひとつ、省略された機微に疎く、リアタイは脱落したのですが、映画から興味を持ち、再放送で見て、その魅力を再確認。
最初の映画では、松坂桃李がキーパーソンとして登場し、その後の快進撃に「…納得!」だったのですが、
今回は、重要な役を、松嶋菜々子の14歳時代を「ホクサイと飯さえあれば」で、謎の少年を演じ、イイ味出してた、桜田ひよりが好演してて、インパクト。
コヒさん、こと小日向文世
(最近では、ドラマ「高嶺の花」の黒い約から「メゾン・ド・ポリス」(感想は書けなかったけれど、好きでした)のオトボケ役に、「コンフィデンスマン」シリーズの、特に劇場版が大当たりと、変化自在さが絶好調ですね)
と、松嶋菜々子の熱演も圧巻でした。
巷では、かぎりなく賛否両論だったみたいですが(最初の「麒麟の翼」の監督さんに撮って欲しかった、との声も)ますます、山崎努出演作にハズレなし、を確信。
(解説)
阿部寛主演、東野圭吾原作による「新参者」シリーズの完結編。東野の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第10作の映画化で、2010年に放送された連続ドラマ「新参者」、2本のスペシャルドラマ、映画「麒麟の翼 劇場版・新参者」に続き、阿部が主人公の刑事・加賀恭一郎を演じる。父との確執、母の失踪など、これまで明かされることがなかった加賀自身の謎が明らかとなる。東京都葛飾区小菅のアパートで滋賀県在住の押谷道子の絞殺死体が発見された。アパートの住人も姿を消し、住人と押谷の接点は見つからず、滋賀県在住の押谷が東京で殺された理由もわからず捜査は難航する。捜査を進める中で加賀は、押谷が中学の同級生で演出家の浅居博美をたずねて東京にやってきたことを突き止めるが……。演出家の浅居博美役を松嶋菜々子が演じるほか、山崎努、及川光博、溝端淳平、田中麗奈、伊藤蘭、小日向文世らが顔をそろえる。監督は「半沢直樹」「下町ロケット」「3年B組金八先生」など数多くのヒットドラマを手がけた福澤克雄。
by noho_hon2
| 2019-07-01 16:30
| 映画
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