おひとり様料理は、マグカップとレンジでチン（徹子の部屋 村上祥子）

料理研究家として、ずっと第一線で活躍、人気の村上祥子。

以前からファンで、料理本も買ったほど、だったのですが、4年前、連れ合いを亡くされ、おひとり様に（知らなかった！）

２年ぐらい、悶々としてたけれど、「これではイケナイ。ちゃんと食べて元気でないと、天国で主人も。子供や孫達も、悲しむ」とばかり、若い頃から研究を重ねてきた、電子レンジ・クッキングでのノウハウをを生かし、

食べたいものをザクザクと刻み、マグカップに。

電子レンジで１回、チンするだけ、という技をあみだし、自らも生き返った、ってエピソードに感銘…

スタジオでは、マグカップで作るビーフシチューの作り方を披露

本当に、その手軽さ、美味しさには、徹子さんも感激。

実際、同じように「一人分の料理が美味しく作れない」「自分のために作るのが億劫」という、シニア世代の悩み相談を受けることも、しばしばだったそう。分かる気がして

あと、スーパーで売ってるパック自体、多くは電子レンジ対応なので、少し、残り物を足して、そのまま容器と蓋に使い、チン。ゴミ無し、のエコ技にも、「ををっ！」

達人ならでは、だと感じてしまったのでした。

村上祥子、自身。たしか、料理上手な、地方に住む奥様だったのが、料理コンテスト、みたいなイベントの応募で認められ、料理研究家になられた、のですよね。

やがて、3人の子の母として、仕事も家庭もパワフルな生活を送ってきた彼女ですが、30代で患った顎の病気で、歯を18本も抜く治療を経験されたのだそう

これが、介護食のきっかけ、にも、なったのだとか

個人的に、とくに晩年。突然、おひとり様になり、歯も悪くして、特に食事に悩んでいて、遠距離介護に通った、郷里の母が生きてたら、このノウハウの数々。どんなに喜んだことでしょう

主人の御両親も、トホホだった頃の自分も、この知恵、知ってたら、全然、違ってた気がするなぁ…

これからの、大シニア時代。実体験を伴ってる分、ヒットの予感、ひしひし。

ちなみに、彼女のブログは「料理研究家村上祥子の空飛ぶ食卓」

あやかりたい、ものです