2019年 10月 18日
ネタは十年、寝かせて (あさイチ『柴門ふみ』) |

朝イチで、ゲストが柴門ふみだったのですが、聞くところによると、Twitterで、大盛りあがりだったそう、ですね。本当に面白かったです。
あの向田邦子じゃないけれど、病魔を克服して、また新境地。
(カラッとした口調。手術後、朦朧としてた時、「テレビで、いとうあさこの、私、“柴門ふみ世代です”ってのが聞こえていて、生きなくっちゃと思った」のだそう)
いとうあさこがインタビューに答えていて驚いてました。
たしかに、一世風靡して、エッセイもベストセラーになった、恋愛の神様。
「P.S. 元気です、俊平」で評判になり、「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」「同級生」などは、ドラマ化もされて、ドラマともども、ほとんど伝説だし、大ヒット。
「恋愛論」はベストセラーにもなったし、本当に時の人だったけれど、大学の漫研時代に、夫である、弘兼憲史と知り合い、アシスタントで。そこで人間的に惹かれ、結婚する運びに。また、編集者に認められ、漫画家としてデビュー
でも、絵が下手で、少女漫画むきでないので、青年誌で、ギャグ漫画でのデビューなら、とアドバイスされてたそう、なんですってね。
興味深かったのは、「あくまで、ネタは十年、寝かして…」ってのが、三谷幸喜も、そう、発言してたそうだし、村上春樹など、デビュー作「風の歌を聴け」が生まれた経緯が、ほとんど地でいってた気がするので、
(あくまで、こだわりの喫茶店、経営者で、それまで書いた経験が無かったそう)
「基本的に、創作って、エンタメって、そういう熟成期間が必要なのかなあ…」と、感心してしまったのでした。
また、番組では、その新境地で、現在、評判になってる「恋する母たち」を紹介してたのですが、
柴門ふみさんいわく。「乳がんで死を意識して、それまでやったことなく、やり残したのは、あくまで青年誌ベースで物語を描いてたため、男性目線だったけれど、初めて、女性目線で、物語を描いてみたい、と思った」って、新しい意欲に、改めて感心。
多くの作品は、かなり見聞きした実話がベース。イメージ・モデルが、多々あるみたいですね。(人気脚本家の大石静さんも、エッセイで、そう、発言)
たしかに、私自身。社宅時代とか、若いミセス達のトーク。経験談は、エンタメ真っ青で、ドラマチックだったもんなぁ…
「恋する母たち」(私も、アイパッドで、時折、遭遇するので、「やはり、天才は違うなぁ…」と、興味深く読んでます)を、漫画をベースに、物語を紹介。印象的な台詞で、トーク。
なるほど。青春時代の経験談を、30代で作品に。
ママ友などの経験談とかを温めて、40代の物語を、十年後にエンタメとして物語化には「…納得!」だったのでした。
40代は惑いの季節。老いの実感。やり直し願望も、むくむく、って、「私は、もう若くない」で始まる「情事」が、あまりにも有名な、森瑤子の場合は主人公が35歳という設定だったから、時代は、ちょっとスライドしてるのかな? 今は美魔女の時代です。恋愛アゲイン願望も、分かる気がして。
子育てから少し手が離れたものの、特に男の子と母親は疑似恋愛状態。
十代になって、反抗期。どんどん、離れていく、息子の、可愛さマックスな5歳頃の写真をスマホの待受に… のエピソードに、「それは、まさに私です」というFAXが届いたのも、ウケました。
「東京ラスストーリー」をネタに、キャラの名前を考える時、気の強い方をカタカナ(たとえば、リカ)優しい方をひらがな。(それは、さとみ)そして、漢字の相手が、もっていく、には、笑ってしまったのでした。
しかし、その創作エネルギーを支える、怒涛の好奇心と想像力、ミーハー根性には、ウケまくり。
登場人物が、思いっきり斎藤工に似てたり、渋谷すばるに心惹かれ「気がつくと、目が追ってた」という経験談も可愛かったし、
特に恋に関する感性が、とてもビビッドで興味深かったです。
「恋する母たち」の、突然、恋に落ちて、「急に素敵に見える」シーンも素敵だったし、
「でも、恋が胸に刺さって抜けないの」という台詞は、実際にかなり以前、婚約破棄にあった友人が言ったものだったとか。
シングルマザーだったヒロインが恋をシて、「ルックスも年収も身長も、元旦那よりイケてない相手に、今、私は恋をしてます」なんて、リアリティ…
しかし、夫君の弘兼さんが男目線のファンタジーとして「黄昏流星群」を
妻が、女性目線でのファンタジーとして、新たな作品を… ってあたり、凄いですね。
今は、ひとりになれる仕事部屋を持ち、(アシスタントは別室?)ペットに癒やされ、むしろ、「料理をすることが、漫画を描くストレス解消」ってあたりに、感心。
玄米チャーハンが紹介されてて、健康に良さそうでした。
若き日の写真は紹介されてたけれど、家族の詳しい事情に、あまり触れてなかったあたり(お孫さんがいる、そうです)、そういう気分だったのかな?
心に残る番組でした。
あの向田邦子じゃないけれど、病魔を克服して、また新境地。
(カラッとした口調。手術後、朦朧としてた時、「テレビで、いとうあさこの、私、“柴門ふみ世代です”ってのが聞こえていて、生きなくっちゃと思った」のだそう)
いとうあさこがインタビューに答えていて驚いてました。
たしかに、一世風靡して、エッセイもベストセラーになった、恋愛の神様。
「P.S. 元気です、俊平」で評判になり、「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」「同級生」などは、ドラマ化もされて、ドラマともども、ほとんど伝説だし、大ヒット。
「恋愛論」はベストセラーにもなったし、本当に時の人だったけれど、大学の漫研時代に、夫である、弘兼憲史と知り合い、アシスタントで。そこで人間的に惹かれ、結婚する運びに。また、編集者に認められ、漫画家としてデビュー
でも、絵が下手で、少女漫画むきでないので、青年誌で、ギャグ漫画でのデビューなら、とアドバイスされてたそう、なんですってね。
興味深かったのは、「あくまで、ネタは十年、寝かして…」ってのが、三谷幸喜も、そう、発言してたそうだし、村上春樹など、デビュー作「風の歌を聴け」が生まれた経緯が、ほとんど地でいってた気がするので、
(あくまで、こだわりの喫茶店、経営者で、それまで書いた経験が無かったそう)
「基本的に、創作って、エンタメって、そういう熟成期間が必要なのかなあ…」と、感心してしまったのでした。
また、番組では、その新境地で、現在、評判になってる「恋する母たち」を紹介してたのですが、
柴門ふみさんいわく。「乳がんで死を意識して、それまでやったことなく、やり残したのは、あくまで青年誌ベースで物語を描いてたため、男性目線だったけれど、初めて、女性目線で、物語を描いてみたい、と思った」って、新しい意欲に、改めて感心。
多くの作品は、かなり見聞きした実話がベース。イメージ・モデルが、多々あるみたいですね。(人気脚本家の大石静さんも、エッセイで、そう、発言)
たしかに、私自身。社宅時代とか、若いミセス達のトーク。経験談は、エンタメ真っ青で、ドラマチックだったもんなぁ…
「恋する母たち」(私も、アイパッドで、時折、遭遇するので、「やはり、天才は違うなぁ…」と、興味深く読んでます)を、漫画をベースに、物語を紹介。印象的な台詞で、トーク。
なるほど。青春時代の経験談を、30代で作品に。
ママ友などの経験談とかを温めて、40代の物語を、十年後にエンタメとして物語化には「…納得!」だったのでした。
40代は惑いの季節。老いの実感。やり直し願望も、むくむく、って、「私は、もう若くない」で始まる「情事」が、あまりにも有名な、森瑤子の場合は主人公が35歳という設定だったから、時代は、ちょっとスライドしてるのかな? 今は美魔女の時代です。恋愛アゲイン願望も、分かる気がして。
子育てから少し手が離れたものの、特に男の子と母親は疑似恋愛状態。
十代になって、反抗期。どんどん、離れていく、息子の、可愛さマックスな5歳頃の写真をスマホの待受に… のエピソードに、「それは、まさに私です」というFAXが届いたのも、ウケました。
「東京ラスストーリー」をネタに、キャラの名前を考える時、気の強い方をカタカナ(たとえば、リカ)優しい方をひらがな。(それは、さとみ)そして、漢字の相手が、もっていく、には、笑ってしまったのでした。
しかし、その創作エネルギーを支える、怒涛の好奇心と想像力、ミーハー根性には、ウケまくり。
登場人物が、思いっきり斎藤工に似てたり、渋谷すばるに心惹かれ「気がつくと、目が追ってた」という経験談も可愛かったし、
特に恋に関する感性が、とてもビビッドで興味深かったです。
「恋する母たち」の、突然、恋に落ちて、「急に素敵に見える」シーンも素敵だったし、
「でも、恋が胸に刺さって抜けないの」という台詞は、実際にかなり以前、婚約破棄にあった友人が言ったものだったとか。
シングルマザーだったヒロインが恋をシて、「ルックスも年収も身長も、元旦那よりイケてない相手に、今、私は恋をしてます」なんて、リアリティ…
しかし、夫君の弘兼さんが男目線のファンタジーとして「黄昏流星群」を
妻が、女性目線でのファンタジーとして、新たな作品を… ってあたり、凄いですね。
今は、ひとりになれる仕事部屋を持ち、(アシスタントは別室?)ペットに癒やされ、むしろ、「料理をすることが、漫画を描くストレス解消」ってあたりに、感心。
玄米チャーハンが紹介されてて、健康に良さそうでした。
若き日の写真は紹介されてたけれど、家族の詳しい事情に、あまり触れてなかったあたり(お孫さんがいる、そうです)、そういう気分だったのかな?
心に残る番組でした。
by noho_hon2
| 2019-10-18 14:32
| テレビ
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