シャーロック 「地面師詐欺という闇!死者の伝言は3本の小枝…」 |

伊藤が演じるのは警視庁捜査二課の刑事・市川利枝子(いちかわ・りえこ)。
捜査一課の江藤礼二(佐々木蔵之介)らが一目置く敏腕刑事だ。市川は5年前に渋谷の一等地で起きた巨額な地面師詐欺の一件を担当していたが、逮捕できたのは犯行グループの一人、吉野正夫(よしの・まさお)だけ。主犯の守谷(もりや)という男に大金が渡ったところまで突き止めたが吉野以外のメンバーはいまだ行方知れずだという。
そんな市川が獅子雄と接触するきっかけとなったのは、渋谷の空き家で60代男性の死体が発見された事件。死後10日ほど経過しており、死因は頸椎(けいつい)骨折による頸髄(けいずい)損傷。首には強く絞め上げられたような跡が残されており、腰には打撲痕も見られ、格闘技経験者による無駄のない犯行だと推察される。
実はこの空き家こそ、5年前に地面師詐欺の舞台になった邸宅。詐欺被害にあった建設会社の社長がその邸宅内で自殺し、いわく付き物件として空き家のままになっていたのだ。その後、死体の身元が刑期を終え出所していた詐欺グループの一員、吉野正夫だったことが判明し、詐欺被害者による復讐(ふくしゅう)劇の可能性が浮上する。
伊藤歩、「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」で、斎藤工の妻を演じて、存在感、だったのが印象的だったけれど、子供の頃から、その端正さ。少女モデルとして活躍。海外で学び、
帰国後、1996年に岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』に出演、初めてヌードシーンを経験するなど本作の演技が高く評価され、当時16歳でありながら、第20回日本アカデミー賞において新人俳優賞および優秀助演女優賞を受賞、したのだそう
帰国後の1999年、広末涼子主演のドラマ『リップスティック』にメインキャストとして出演。そうそうたるキャリアと実力の持ち主、だったのですね。…知りませんでした。
物語は回を追うごとに、巷の評判がよくなってるのも、(今回、やや視聴率が下がったものの)頼もしいです。
ベテラン・人気脚本家、井上由美子の脚本と、おディーン様のもつ雰囲気に高評価。
これまた、いろいろな意味で、しばらく様子見…
(ストーリー)
渋谷の一等地にある空き家で、身元不明の高齢男性の死体が発見された。そこは5年前に巨額の地面師詐欺の舞台になった邸宅。事件後、詐欺被害にあった建設会社の社長がその邸宅内で自殺し、いわく付き物件として空き家のままになっていた。捜査一課の江藤礼二(佐々木蔵之介)に捜査依頼を受けた誉獅子雄(ディーン・フジオカ)はその遺体があった場所を検分。すると、遺体の手元に3本の木の枝があることに気づく。江藤は壁にあるリースの枝が落ちただけだと言うが、獅子雄は枝の折れた断面が新しいことを指摘する。その後、死体の身元が5年前の地面師詐欺グループの一人だったことが判明。そこに、5年前の詐欺事件を担当していた捜査二課の市川利枝子(伊藤歩)が現れ、当時物件の営業担当だった古田和人(ふるた・かずと/岡田義徳)が、最近事件現場付近で目撃されたとの情報を口にする。

東京・渋谷の一等地にある空き家で、身元不明の高齢男性の遺体が発見されます。 5年前に巨額の地面師詐欺の舞台になった邸宅でした。 詐欺被害に遭った建設会社の社長がその邸宅で自殺し、いわく付きの物件として空き家のままになっていました。 江藤(佐々木蔵之介)から捜査依頼を受けた獅子雄(ディーン・フジオカ)は、その遺体があった場所を検分します。 すると、遺体の手元に3本の木の枝があることに気...... more