ジョン・ウィック (2014)

先頃、このシリーズの新作。パート３が出来た模様で、「王様のブランチ」で、主演のキアヌ・リーブスが取材されてたので、「パート３が出来る人気作って、一体…」って興味を持ち、

「その、始まりは、いかに？」「そして、ジョン・ウィックって、何者？　何キャラ？」と、観てみました。

本当に、快進撃を続ける人気スターって、ある意味、強運の持ち主。作品にも恵まれてこそ、ですね。

インタビューで、あいかわらずの腰の低さと謙虚さ、ストイックぶりが、印象的だったのでした。

若き日。友を失った喪失経験等（ガス・ヴァン・サント監督・脚本による青春映画「マイ・プライベート・アイダホ」で共演した、リヴァー・フェニックスかと…）も、糧というか、原動力になってる旨を語っていて、感動…

『ジョン・ウィック』（原題: John Wick）は、2014年に公開されたアメリカ映画。

引退した凄腕の殺し屋の復讐劇を描くアクション映画。キアヌ・リーブス主演兼・製作総指揮。R15指定作品。

『マトリックス』など数々の映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけた、チャド・スタエルスキーの初監督作品。日本のアニメ、マーシャル・アーツ、殺陣、香港映画のガンフー、マカロニ・ウェスタンから影響を受けたアクションが特徴。興行的成功を受け、続編『ジョン・ウィック:チャプター2』が2017年に公開された、のだそう。

冒頭から、いきなり、満身創痍の主人公、登場に、びっくり。手負いの獣、な色気…　かも　(^^;)

元・伝説の殺し屋、なれど、愛する相手ができて、いったんは、その世界から引退したものの、妻を殺され、託された犬と愛車まで、理不尽な形で奪われた彼は、復習に燃える…　という物語。

とにかく、映像と音楽がかっこよく、スタイリッシュに暴れる、キアヌ・リーブス。なるほど、男の子ハートをぐわし、も納得です。

しかし、あのホテル。高級そうなのに、支配人が、定宿にしてるのを感謝してたけれど、どういう関係？

刺客がやってきて、暴れまわり、周囲から苦情の電話が殺到も平然としてるあたり、ちょっと、不思議だったのでした。

序盤、「観た顔だなぁ…」と思ってたら、最初のサム・ライミ監督版「スパイダーマン」で、モンスター化する、親友のパパで、その活躍ぶりにも感慨…

「リーサル・ウェポン」シリーズじゃないけれど、最後の見せ場は、あくまで、接近戦。身体を張った生身のぶつかりあい、ってあたりも、お約束、ですね。

(リーサル…　では、敵を追って、銃を片手に、素足で全力疾走…　うねうね道路を近回り、ってあたり、「をを！」でした）

キアヌ・リーブスの、渋みを増した美貌と、かっこよさ、身体能力にも感動…　

「マトリックス」シリーズといい…　本当に、その、独特な美しさと存在感。非日常、というか、虚構世界がお似合い、ですね。

　　　（解説）

『マトリックス』シリーズなどのキアヌ・リーヴスがすご腕の元ヒットマンを演じたアクション。ロシアン・マフィアに平穏な日々を壊された元暗殺者が、壮絶な復讐（ふくしゅう）に乗り出していく。メガホンを取るのは、『マトリックス』シリーズなどのスタントを務めてきたチャド・スタエルスキ。『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』などのウィレム・デフォー、『ヘラクレス』などのイアン・マクシェーンら、実力派が共演する。全編を貫くダークでスタイリッシュなビジュアルに加え、カンフーと銃撃戦を融合させた迫力のアクションも必見。

　　　（ストーリー）

伝説的な暗殺者として裏社会にその名をとどろかせるも、殺しの仕事から手を引いたジョン・ウィック（キアヌ・リーヴス）。暴力から遠く慣れた毎日に安らぎを覚えていた彼だったが、それをロシアン・マフィアによって奪われる。怒りと憎しみに支配された彼は、封印していた殺しのスキルをよみがえらせ、ロシアン・マフィアへのリベンジを果たすことを決意し……。