ニッポンノワール-刑事Yの反乱- 第3話 「容疑者才門」

本作は、直前数ヶ月の記憶を失い、森の中で目を覚ました警視庁の刑事・遊佐清春（賀来）が、女性刑事・碓氷薫（広末涼子）の殺害を疑われ、容疑者として追われる身となるアンストッパブル・ミステリー。

やがて、事件は未解決の「十億円強奪事件」の真相へと繋がっていき、すべての人間が疑心暗鬼の中、騙しだまされのストーリーが展開するのですが…

「碓氷薫（広末涼子）殺害事件」と「十億円強奪事件」。 警視庁捜査一課が追い続けた2つの事件は死亡した理事官・本城諭（篠井英介）の犯行ということで幕を閉じた…かのように見えました。

でも、 「本当に本城が首謀者なのか…」「俺にハメようとした黒幕も本城だったのか…」明らかに何者かによる事件の早期幕引きの狙いが見え隠れする中、遊佐清春（賀来賢人）は警察上層部に対する疑念を拭えないでいます

一度は捜査終了を命じられるも、捜査一課長・南武修介（北村一輝）の独断で、捜査を続ける清春ら旧碓氷班。

すると十億円強奪事件の実行犯の1人・風間岳人が、実は警察が作り上げた架空の経歴である可能性が浮上。

なぜ警察は十億円強奪事件の実行犯グループに風間を送り込んだのか。謎が謎を呼ぶ中、清春は、風間の正体と公安のエース・才門要との間に過去にあった意外な接点の存在に気が付きます。才門が事件の黒幕？！

やはり、 ダントツで存在感を放つ広末のほか、賀来賢人や、工藤阿須加、夏帆、井浦新、北村一輝らが出演する、キャスティングの魅力が大きい、かな？

イケメン枠出身ながら、「今日から俺は！」の、ハジけたコミカルさから、うってかわった、髭をはやし、頭もわもわ。ワイルドでシリアス、賀来賢人と、

正当化ハンサムで好青年から、やや、ヤンチャ系のファッションに身をまとった、工藤阿須加の、新境地、開拓？！も、注目されますが、

ややドタバタしたワンパターンが、賛否両論みたいですが、個人的には、井浦新、北村一輝に、うっとり、なのでした。

　　　　（ストーリー）

警察が薫（広末涼子）の事件と10億円強奪事件の幕引きを図る中、火消しの先頭に立つ才門（井浦新）に清春（賀来賢人）は反発。南武（北村一輝）も真相を追うと宣言し、薫の班と宮城（細田善彦）ら賛同する刑事を率いて捜査を続行する。やがて10億円事件の実行犯に経歴詐称疑惑が浮上。調べの中で咲良（夏帆）が思わぬ事実に気付く。一方、克喜（田野井健）は学校で問題を起こす。