土曜ドラマ「サギデカ」再放送 |
同時に今年度の「第57回ギャラクシー賞」ノミネート作品として、今後の選考対象となるそう。
そのお祝いと、好評に応じ(?!)、連休中、再放送されました。
「サギデカ」は、脚本家・安達奈緒子によるオリジナルドラマ。
「透明なゆりかご」「きのう何食べた」は、多くの受賞した話題作だったけれど、
「リッチマン、プアウーマン」や「失恋ショコラティエ」、現在、オンエアされてる「G線上のあなたと私」も、彼女の脚本で、今、ノリにノッてる、人気の脚本家でも、あらせられたんですね。
詐欺事件が題材という、2019年の現代にタイムリーな作品。
この作品で、人気女優・木村文乃、過去事情が動機になり、刑事になった役で新境地?!
特に第3回まで一気にオンエアされてたので、3話目。ヒロインの過去にまつわる、複雑な事情が描かれ、作品に深みを与えてました。
さりげなく、新進気鋭のイケメンさん(高杉真宙、玉置玲央)が、犯人役に配されてたり、実力派(エンケンさん、などなど)の布石も、渋いチョイスです
勢い、そのままに、1週間後の後半も、楽しみ楽しみ
(ストーリー)
捜査二課・知能犯担当の今宮(木村文乃)はがむしゃらかつ綿密な捜査を重ね、バイクを駆って犯人をどこまでも追い詰めていくような女性刑事。その内偵が功を奏し、同僚の森安(眞島秀和)らは振込め詐欺のアジトに突入、実行犯“かけ子”達の逮捕に成功する。しかし彼らも組織の末端に過ぎず、大金を手にする上層部の事を何も知らない。係長の手塚(遠藤憲一)は今宮に、かけ子の加地(高杉真宙)を釈放して泳がせる事を提案。彼が上と接触するのを狙う“突き上げ捜査”だ。それは今宮と加地の長い駆け引きの始まりだった…
そんな折、今宮の祖母・しのぶ(香川京子)が切り盛りする店に、著名な起業家・廻谷が通うようになる。まるで境遇の違う今宮と廻谷だが不思議と意気投合し、お互いにとって憩いのひと時となるのだった。
「地面師詐欺」「投資詐欺」―― 今日的な事案にも向き合いながら、振り込め詐欺捜査に突き進む今宮だが、やがてさまざまなジレンマに直面する。「僕らは経済的強者である老人から金を獲り、社会に役立てている」と主張する加地。被害に遭うばかりでなく、時に共犯者に祭り上げられてしまう老人たち。目の前の被害を食い止めるか、泳がせて上を狙うか、究極の決断を迫られる刑事たち。
それでも今宮と仲間たちは捜査手法を駆使し、狡猾(こうかつ)に逃げる詐欺グループの全貌を徐々に掴んでいく。そして今宮には、何としても首魁(しゅかい)を挙げたいと思う、もうひとつの理由があった。
『どうせ捕まえられない』とか、思ってんじゃねぇぞ―