まだ結婚できない男 第5話 「神様にお願いごとして悪いか!!」 |

主人公・桑野(阿部寛)は、あいかわらず独身を貫き、偏屈を磨きをかけて、なお、周囲の女性達に関心を持たれ、愛されますが、
2006年7~9月に放送された前作の時は、脚本家の尾崎将也と阿部寛は独身で、その実体験から、「あるある」話を、物語のディテールに反映させた、とのこと
ところが、尾崎将也は、前作直後あたりに、縁あって結婚。続いて阿部ちゃんも… よって、現在では、おふたりして、ファミリー・トークに、子育て論となってるそうで、その旨が可笑しかったです。
それにしても、前回のキャスティングも絶妙。特にパグ犬、ケンちゃんと、その飼主で隣室、みちる役の国仲涼子、相手となる女医さん役の夏川結衣とのかけあいが最高!でしたが、今回も、パグ犬、名演技ですね。
今回、夏川結衣が演じたポジションを、弁護士の吉山まどか(吉田羊)と、その顧客なカフェ店長の田中有希江(稲森いずみ)が担当してて、深川麻衣に、役者さんは交代すれど、みちるとケンちゃん・ポジションは健在。
しかし、桑野の、実家なメンバーや、職場の塚本高史も続投で、なかなか味、なのでした。
ひょっとして、稲森いずみは、高島礼子が抜けた華的存在を継承したの… かな?
いろいろな意味で、絶妙・キャスティング。吉田羊のまどか役も、イイ味出してます。
特に、阿部ちゃんの、なりきりぶりがオミゴト。猫背気味な姿勢といい、ホタホタ歩きに、直角曲がり、皮肉な笑いといい… 桑野になりきってて、役者魂を実感。2005年の「ドラゴン桜」、体格の良さを活かした、堂々たる桜木先生とえらい差です。
(それにしても、あの時、選ばれた生徒さん達… 山Pに、中尾明慶、長澤まさみ、 小池徹平、新垣結衣にサエコですから… 色々な意味で、今見ると、すごいチョイスですね)
今回は、前回の、家出してきたものの、息子に部屋から締め出された、桑野ママ(草笛光子)、通りかかった隣室さんのご厚意から懇意になり、お誕生会イベントまで。
すっかり意気投合したメンツが、まどかの仏像ラブゆえの、鎌倉へ女子旅に行ったものの、まずは、銭洗い弁天で、桑野に遭遇。
1話目の「ひとりしゃぶしゃぶ」ならぬ、「ひとり銭洗い」にびっくり、です。さらに旅館で、果ては、神社でも遭遇し、皮肉とウンチクをさんざん浴びせられて、楽しい女子旅は台無しに……ってあたり、可笑しかったです。
また、まどかの高校時代の後輩、エリカ(野波麻帆)が絶賛婚活中で、その条件が、桑野にビンゴぉしぎて、彼を紹介という流れも面白かったです。
しかし、エリカ。有希江のカフェで、まどかに桑野を紹介されたものの、結婚論で論破されて泣かされ、飛び出していっちゃいました。まどか、憤慨して、桑野に「愛がない」と罵倒。
ところが逆に、エリカは、まどかにお礼。憑き物が落ちたように、婚活熱が冷めた、ってあたり、笑えました。
ある意味で、ヨカッタヨカッタ?!
やっくん探しも、また味で… 次回、かなりの進展を見せるみたい、ですね。
初登場のまどか(吉田羊)のいとこ・磯村勇斗が、どう引っ掻き回すのも見ものです。楽しみ楽しみ。
(ストーリー)
かねて鎌倉の仏像を愛してやまない、弁護士の吉山まどか(吉田羊)は、1泊2日の鎌倉旅行にカフェ店長の田中有希江(稲森いずみ)と駆け出しの女優の戸波早紀(深川麻衣)を誘う。縁結びに御利益がある神社に参拝し、おいしいものを食べようと盛り上がる3人。しかし桑野(阿部寛)に知られると皮肉の1つも言われかねないと、女子旅は桑野に内緒で決行することに。
ところが、現地に着いた3人が楽しく観光していると、とある神社で“一人鎌倉”に来ている桑野の姿が。何とか気づかれないようその場を去ることに成功した3人だが、宿泊先の旅館の廊下で、なぜか一人不気味に写真を撮りまくる桑野と出くわしてしまう。縁結びのために来ていることを見透かされた上に、皮肉とウンチクをさんざん浴びせられ楽しい女子旅は台無しに。
翌日、まどかは偶然、高校時代の後輩・エリカ(野波麻帆)と再会する。絶賛婚活中だと言うエリカが好みの男性のタイプを熱弁し始めると、まどかたちは、ふとある男の顔を思い出し、顔を見合わせる。意外にも、桑野がその条件に当てはまっていたのだ。そうは言っても相手はあの桑野。紹介することに迷いを感じつつも、エリカの婚活への熱意に負けたまどかは思い切って桑野を紹介してみることに。
そんなこととは知らず、桑野は建設事務所の共同経営者の村上英治(塚本高史)たちを巻き込んで、ブログに桑野の悪口を書きつづっている“やっくん”の正体を暴こうと躍起になっていた。そこへ、まどかから電話がかかってくる。

