2019年 11月 15日
嵐を呼ぶ男(1957) |
私、勘違いしてました。
先日、観た,裕次郎の兄、石原慎太郎が芥川賞を受賞した「太陽の季節」原作で映画化された作品が、てっきり、有名な裕次郎映画の代表作で、ドラム叩き合戦で有名になったものと思いきや、実は違ってて、
その撮影に遊びに来てた裕次郎が、プロデューサーの水の江瀧子に見出され、そこからスターダムに。
「太陽の季節」では、のちに結婚した、長門裕之と、南田洋子主演で、裕次郎は脇役でちょこっと、だったのですね。
そして、この作品が、有名なドラム勝負が見どころ場面の作品。
「太陽の季節」同様、ここでの出会いと共演が、裕次郎と北原三枝、結婚のきっかけ、ともなったみたいです。
でも、実は、単純明快・キムタク。ドラマじゃないけれど、
「太陽族」という言葉が生まれたほど、です。裕次郎エンタメかと思いきや、小説サロン所載の井上梅次の小説を、彼自身と西島大が脚色。みなさん、血が熱く、喧嘩もバンバンな青春モノで、親子のすれ違いや、兄弟愛、和解も描かれるんですね。
当然、前作で圧倒的・美貌がキラキラしてた、岡田真澄も出ていて納得。
直前に怪我をさせられ、うまく叩けなくて、苦肉の策。歌を歌ったら、見事な喉。その歌が、巷でも、空前の大ヒット。
バンド演奏シーンが、うんと、かっこよかったので、てっきり、これを見せ場にシリーズ化するか、と思いきや、終盤、悪漢達から、えらい目にあい。演奏ができない身体に (ーー;)
そして、兄の指揮者としての成功と、母との和解… ある意味、劇的で、同時に、文学的香りもありました。
思えば、裕次郎は戦後の大スターとなり、50代で亡くなられ、手塚治虫や美空ひばりの逝去と共に「昭和の終わりを象徴」とも言われました。
現在、甥の良純が、毒舌奔放トークでブレイク中だけに、慎太郎さんは、知事引退後、現在、どうなさってるんだろう? とか、
改めて、石原家の人々に、興味… です。
(解説)
小説サロン所載の井上梅次の小説を、彼自身と西島大が脚色し、「鷲と鷹」に続いて、彼が監督した娯楽映画である。撮影は「美徳のよろめき」の岩佐一泉が担当した。主演は「俺は待ってるぜ」の石原裕次郎、北原三枝のコンビである。ほかに青山恭二、岡田眞澄、芦川いづみ、白木マリなどの若手に、小夜福子、金子信雄らベテランなどが助演している。また笈田敏夫が特別出演する。色彩はイーストマンカラー。
(ストーリー)
美しい兄弟愛を中心に、ドラマーを目指す若者の熱い姿を描いた、石原裕次郎主演の青春歌謡ドラマ。女流マネージャー・美弥子に見出されたドラマー・国分正一は、美弥子の厳しい指導と猛練習でメキメキと力をつけていく。やがて二人の間にも淡い恋心が芽生えていた。しかし作曲家志望の弟・英次が新人リサイタルに推薦されることになり、美弥子に恋心を抱く評論家・左京の力が必要となる。仕方なく、正一は美弥子から離れる決心をしたのだが……。
先日、観た,裕次郎の兄、石原慎太郎が芥川賞を受賞した「太陽の季節」原作で映画化された作品が、てっきり、有名な裕次郎映画の代表作で、ドラム叩き合戦で有名になったものと思いきや、実は違ってて、
その撮影に遊びに来てた裕次郎が、プロデューサーの水の江瀧子に見出され、そこからスターダムに。
「太陽の季節」では、のちに結婚した、長門裕之と、南田洋子主演で、裕次郎は脇役でちょこっと、だったのですね。
そして、この作品が、有名なドラム勝負が見どころ場面の作品。
「太陽の季節」同様、ここでの出会いと共演が、裕次郎と北原三枝、結婚のきっかけ、ともなったみたいです。
でも、実は、単純明快・キムタク。ドラマじゃないけれど、
「太陽族」という言葉が生まれたほど、です。裕次郎エンタメかと思いきや、小説サロン所載の井上梅次の小説を、彼自身と西島大が脚色。みなさん、血が熱く、喧嘩もバンバンな青春モノで、親子のすれ違いや、兄弟愛、和解も描かれるんですね。
当然、前作で圧倒的・美貌がキラキラしてた、岡田真澄も出ていて納得。
直前に怪我をさせられ、うまく叩けなくて、苦肉の策。歌を歌ったら、見事な喉。その歌が、巷でも、空前の大ヒット。
バンド演奏シーンが、うんと、かっこよかったので、てっきり、これを見せ場にシリーズ化するか、と思いきや、終盤、悪漢達から、えらい目にあい。演奏ができない身体に (ーー;)
そして、兄の指揮者としての成功と、母との和解… ある意味、劇的で、同時に、文学的香りもありました。
思えば、裕次郎は戦後の大スターとなり、50代で亡くなられ、手塚治虫や美空ひばりの逝去と共に「昭和の終わりを象徴」とも言われました。
現在、甥の良純が、毒舌奔放トークでブレイク中だけに、慎太郎さんは、知事引退後、現在、どうなさってるんだろう? とか、
改めて、石原家の人々に、興味… です。
(解説)
小説サロン所載の井上梅次の小説を、彼自身と西島大が脚色し、「鷲と鷹」に続いて、彼が監督した娯楽映画である。撮影は「美徳のよろめき」の岩佐一泉が担当した。主演は「俺は待ってるぜ」の石原裕次郎、北原三枝のコンビである。ほかに青山恭二、岡田眞澄、芦川いづみ、白木マリなどの若手に、小夜福子、金子信雄らベテランなどが助演している。また笈田敏夫が特別出演する。色彩はイーストマンカラー。
(ストーリー)
美しい兄弟愛を中心に、ドラマーを目指す若者の熱い姿を描いた、石原裕次郎主演の青春歌謡ドラマ。女流マネージャー・美弥子に見出されたドラマー・国分正一は、美弥子の厳しい指導と猛練習でメキメキと力をつけていく。やがて二人の間にも淡い恋心が芽生えていた。しかし作曲家志望の弟・英次が新人リサイタルに推薦されることになり、美弥子に恋心を抱く評論家・左京の力が必要となる。仕方なく、正一は美弥子から離れる決心をしたのだが……。
by noho_hon2
| 2019-11-15 06:54
| 映画
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