トゥームレイダー2 (2003)

人気シリーズの第二弾。（１の感想は、こちら）

今度の舞台は、ギリシャの海

元カレに協力を求めつつ、2人の関係が再燃しそうになっても、あくまでマイペース。

「スピード」で監督デビューを果たした、ヤン・デ・ポン監督だけど、実は、少年時代より映画に興味を抱き、8ミリで映画を撮り、ケルン映画学校へ進学後も、撮影監督となり、71年よりポール・ヴァーホーヴェン監督と組んで「ルトガー・ハウアー／危険な愛」、などの撮影を担当。

81年からハリウッドで活動を始め、「ダイ・ハード」、「ブラック・レイン」、「レッド・オクトーバーを追え！」などでダイナミックな撮影技術で注目を浴びてた実力の持ち主、だったのですね。

前作では、彼女の美貌と眼力に注目し、顔のアップが多用されてたけれど、今作は、身体も鍛え上げ、アクション上手になったせいか、全体のアクションを見どころにしてたのも、印象に残りました。

最も、のってる美しい時期に、こういうヒット作品を残せたのは、またそれで俳優人生として幸せですね。

　　　　（解説）

ある日、ギリシャのサントリーニ島で発生した大規模な地震の影響で、地中海海底に埋没していた“月の神殿”が2300年ぶりに姿を現わした。トレジャー・ハンター、ララ・クロフトもこの情報を聞きつけて現場に急行。神殿に入った彼女は、アレクサンダー大王像の胸に埋め込まれたメダリオンと鉄の檻に収められた黄金の珠を発見する。だが彼女がそれらを取り出そうとした時、突然現われた一味に襲われてメダリオンと珠を奪取されてしまう。その盗まれた珠には＜パンドラの箱＞の所在が示されていた。彼らの正体とその陰謀を知ったララは珠の追跡に乗り出すが