2020年 03月 10日
太陽がいっぱい (1960) |
映画史に残る、衝撃的ラストは、初めて、テレビで見た十代の頃、とても驚いた記憶があります。
何度みても名作の圧倒感に押されっぱなし!
実は原作があり、パトリシア・ハイスミスの小説を映画化したサスペンス、だったのですね。
名作は、不思議と、すべてが完璧というけれど、巨匠ルネ・クレマンのセンスといい、配役、ニーノ・ロータの有名な音楽、ほとんど神がかってます。
第一、アラン・ドロンの、ちょっと粗暴な育ちを彷彿させる、悪魔的なまでの美貌は、圧倒的!
ちょっと意地悪で、Sっ気のある、御曹司な友人。フィリップ・グリンリーフも、ハンサム~~ッ
また、ふたりの男性の間で、華を添える、マリー・ラフォレ、パリジャンヌらしい美貌だし、そのファッションから、ちょっと奔放でコケティッシュな一挙一動といい、キュートです。
晩年の淀川長治が、「太陽がいっぱい」は、かぎりなく男色の香り、な映画の第一号、との指摘に「ほぉ~っ」だったのですが
(噂では「アラビアのロレンス・完全版 」にも、その傾向アリだそうで、(^^*))
すると、ますます、名作度もアップに思われて。
のちに「リプリー」として、人気俳優・マット・デイモンで、原作に忠実にリメイクされ、第72回アカデミー賞脚色賞、助演男優賞、音楽賞、美術賞、衣装デザイン賞ノミネートと、これもまた奮闘してましたが、
やはり、本家の圧倒感は凄いです。
(解説)
『禁じられた遊び』などのフランスの巨匠ルネ・クレマンが監督を務め、パトリシア・ハイスミスの小説を映画化したサスペンス。イタリアに金持ちの道楽息子を連れ戻そうとやって来た貧しい青年が、激情にかられてある犯罪を思い立つ姿を甘美な調べに乗せて映し出す。本作でアラン・ドロンは鋭利な刃物のような危うい美貌と抜群の演技力を披露。映画音楽の名匠ニーノ・ロータの音楽によって際立つ、凶暴なまでの青春の狂気に惑わされる。
(ストーリー)
貧しい家庭に育ったアメリカ人青年トム(アラン・ドロン)は、息子のフィリップ(モーリス・ロネ)を帰国させてほしいとフィリップの父親から依頼されイタリアへと向かう。美しい恋人マルジュ(マリー・ラフォレ)も手にした富豪の息子フィリップは親の金で遊び回り、全くアメリカに戻る気はなかった。一方、彼から邪険に扱われるトムの心に、やがて小さな殺意が芽生え……。
何度みても名作の圧倒感に押されっぱなし!
実は原作があり、パトリシア・ハイスミスの小説を映画化したサスペンス、だったのですね。
名作は、不思議と、すべてが完璧というけれど、巨匠ルネ・クレマンのセンスといい、配役、ニーノ・ロータの有名な音楽、ほとんど神がかってます。
第一、アラン・ドロンの、ちょっと粗暴な育ちを彷彿させる、悪魔的なまでの美貌は、圧倒的!
ちょっと意地悪で、Sっ気のある、御曹司な友人。フィリップ・グリンリーフも、ハンサム~~ッ
また、ふたりの男性の間で、華を添える、マリー・ラフォレ、パリジャンヌらしい美貌だし、そのファッションから、ちょっと奔放でコケティッシュな一挙一動といい、キュートです。
晩年の淀川長治が、「太陽がいっぱい」は、かぎりなく男色の香り、な映画の第一号、との指摘に「ほぉ~っ」だったのですが
(噂では「アラビアのロレンス・完全版 」にも、その傾向アリだそうで、(^^*))
すると、ますます、名作度もアップに思われて。
のちに「リプリー」として、人気俳優・マット・デイモンで、原作に忠実にリメイクされ、第72回アカデミー賞脚色賞、助演男優賞、音楽賞、美術賞、衣装デザイン賞ノミネートと、これもまた奮闘してましたが、
やはり、本家の圧倒感は凄いです。
(解説)
『禁じられた遊び』などのフランスの巨匠ルネ・クレマンが監督を務め、パトリシア・ハイスミスの小説を映画化したサスペンス。イタリアに金持ちの道楽息子を連れ戻そうとやって来た貧しい青年が、激情にかられてある犯罪を思い立つ姿を甘美な調べに乗せて映し出す。本作でアラン・ドロンは鋭利な刃物のような危うい美貌と抜群の演技力を披露。映画音楽の名匠ニーノ・ロータの音楽によって際立つ、凶暴なまでの青春の狂気に惑わされる。
(ストーリー)
貧しい家庭に育ったアメリカ人青年トム(アラン・ドロン)は、息子のフィリップ(モーリス・ロネ)を帰国させてほしいとフィリップの父親から依頼されイタリアへと向かう。美しい恋人マルジュ(マリー・ラフォレ)も手にした富豪の息子フィリップは親の金で遊び回り、全くアメリカに戻る気はなかった。一方、彼から邪険に扱われるトムの心に、やがて小さな殺意が芽生え……。
by noho_hon2
| 2020-03-10 07:48
| 映画
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