劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」第一章

ビジュアルノベルゲーム「Fate／stay　night」の最終ルートを全三章の劇場版アニメとして映像化した

最終章の新作、万能の願望機“聖杯”をめぐる戦いの真実が明かされるにあたり、

第一章・第二章を、地上波放送、および、AbemaTV、ニコニコ生放送での無料配信

2019年に公開された第二章［lost butterfly］は109万人を動員、興行収入は16.7億円を記録。

3月15日(日)より全国のローソンにてコラボキャンペーンも決定した、熱の入り方っ！　期待のほどが伺えます。

…という訳で、流行り物への好奇心から見てみました。

2019年に公開された第二章[lost butterfly]は109万人を動員、興行収入は16.7億円を記録。2017年に公開された第一章[presage flower]を上回る成績を収めた本作の最終章の公開を記念して、

アニメーション制作を担当するのは、2014年にＴＶアニメ版［Unlimited Blade Works］を手掛けたufotable。

キャラクターデザイン・作画監督として数々のTYPE-MOON作品のアニメ化を手掛けてきた須藤友徳が第一章、第二章に続いて監督を務め

映像が、ものすごく美しく、キャラも、今風な美形が勢揃い。映像美、満点です。

ファン・サービス要素の強さゆえか「分かってて当然」部分の省略も多く、初めて見る者には「…ん？」な部分も少なくけれど…　それを凌駕する、魅力度、高し。

古典的・禁断の甘露風味も巧みに混ぜつつつ、萌え要素、満点。

個人的には、音楽を、梶浦サウンドとして有名な（「ツバサ・クロニクル 」「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズ「僕だけがいない街」「花子とアン」などを担当、さらに現在、話題沸騰の「鬼滅の刃」も手掛けてるのですから、凄い！）梶浦由記が担当してるのが、印象的。

二作目と、最終章の興行成績も興味、なのでした。

　　　（解説）

TVアニメ「Fate／stay　night　［Unlimited　Blade　Works］」を手掛けたufotableの制作により、原作ゲームの3つのルートのうち、未映像化だった第3のルート［Heaven’s　Feel］を全三章で劇場アニメ化。通称“桜ルート”と呼ばれるこの物語では、主人公・衛宮士郎を慕う少女・間桐桜がヒロインとなり、聖杯とは何かに、そして聖杯戦争の真実に迫っていく。第一章では、聖杯戦争へと巻き込まれていく士郎と、戦い傷つく彼を案じる桜の姿が描かれる。

　　　（ストーリー）

7人の魔術師〈マスター〉がそれぞれ英霊〈サーヴァント〉を召喚し、あらゆる願いを叶える願望機・聖杯をめぐって戦う聖杯戦争。前回の戦いから10年、再び冬木市を舞台に新たな聖杯戦争が始まる。前回の参加者である衛宮切嗣の養子・士郎は、この戦いに巻き込まれる中で養父の遺志を継ぎ、自らも戦うことを決意する。一方、そんな彼を慕う少女・桜は、衛宮邸に通って家事を担当しながら、穏やかな日々を過ごしていたが……。