2020年 03月 18日
トラフィック (2000) |

アカデミー賞、見事4部門(監督賞・脚色賞・助演男優賞・編集賞)に輝く快挙!の作品で、
特に、スティーブン・ソダーバーグが監督賞に輝いた作品で「…いつか、観てみたいなぁ…」と感じてただけに、BSでのオンエアが嬉しかったです。
スティーブン・ソダーバーグ監督って、初めての長編映画『セックスと嘘とビデオテープ』で、サンダンス映画祭観客賞とカンヌ国際映画祭パルム・ドールを史上最年少(26歳)で受賞し、鮮烈デビュー
なんだか、初映画の「激突!」と、コロンボ・シリーズの「構想の死角」で、その若い才能が注目され、「ジョーズ」が大ヒット。以降、快進撃!なスピルバーグ監督を彷彿させますよね。
でも、彼の場合、しばらく低迷してたものの、1998年の『アウト・オブ・サイト』でジョージ・クルーニーを主演に迎え、成功
2000年には、『エリン・ブロコビッチ』と『トラフィック』で、アカデミー監督賞にダブルノミネート。翌年の、思いっきりエンタメ作品な『オーシャンズ11』も、大ヒット。と、幅広い芸風を身につけたんだなぁ… と感心。
物語は、麻薬をめぐる群像劇… シリアスです。
特に、3つの場所で、それぞれ、麻薬にまつわりオハナシが並行するだけに、メキシコはセピア色、ワシントンD.C.やオハイオ州は、暗い青、カリフォルニアではコントラストの強い映像、と色分けされてて、
映像美として効果をあげてましたが、私的にも、より分かりやすかったです。
(登場人物が多いと、特に外人さんって顔が似てるし、すぐ混乱してしまうので… (^^;)ヾ)
個人的には、「ツイン・ピークス」で、異彩を放っていた、1度見たら忘れられない、強いインパクトな風貌の、FBIの、毒舌・ブラックスーツの、クーパー捜査官・上司が出ているのに密かに受け、マイケル・ダグラスの現役ぶりに安堵感…
(でも、知りませんでした。名優・カーク・ダグラスのジュニアってことは知っていて、「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷 」「ナイルの宝石」「危険な情事 」「ブラック・レイン」「氷の微笑」に出演してたなぁ… って記憶はあったのですが、
なんと、アカデミー賞作品「カッコーの巣の上で」の、制作に携わっていた才能の、持ち主だったとは! 最近では「アントマン」、博士役で出てたかな?)
マイケル・ダグラス、エリートで、名門校に通う、思春期の愛娘が、好奇心から麻薬に手を出し、ついに、仲間の悪戯から、えらいことになってしまう父親役を演じていて、
ラスト。何とか更生すべく、家族でセラピー集会みたいな会合に参加する、家族愛シーンが印象的でした。
他にも、第51回 ベルリン国際映画祭(2001年)、第58回 ゴールデングローブ賞(2001年) も受賞。
余談ながら、調べてたら、スティーブン・ソダーバーグ監督。幼い頃「マタンゴ」を見て大ショック。そのトラウマから、30代までキノコが食べられなかった、エピソードには、笑ってしまったのでした。
実家の父が、うっかり幼少期。鶏をしめる現場を目撃してしまったトラウマから、以後、鶏が食べられず、ちびの頃は、父の出張時のみ、母がチキンをふるまってくれ、るのが、寂しい中にも、密かに嬉しかったことなど、思い出してしまったのでした。脱線失礼…
中には、逆に、幼少期の映画ショック。それを克服するべく、逆にオカルト映画、恐怖映画のマニアになった、大槻ケンヂのような方もいるし… 才能ある人の繊細さは、様々だなぁ、と (^^;)
(解説)
「エリン・ブロコビッチ」のスティーヴン・ソダーバーグ監督が、メキシコとアメリカを結ぶ麻薬ルートを巡る様々な人々をサスペンスフルに描いた群像劇。アメリカとメキシコを結ぶ巨大な麻薬コネクション“トラフィック”を巡る3つの物語が、複雑に絡み合いながら展開されていく。
(ストーリー)
メキシコ──メキシコ州警察の警官は、国境付近で大量の麻薬を押収したが、犯人を連行しようとした矢先、連邦警察が押収した麻薬と犯人を引き取ってしまう。オハイオ──麻薬撲滅に奔走するアメリカの麻薬取締最高責任者。だが、彼の娘はすでに麻薬に溺れていた。サンディエゴ──突然自宅に捜査官が押し入り、夫が逮捕されてしまった1人の主婦。彼女の夫は、麻薬王だった……。
特に、スティーブン・ソダーバーグが監督賞に輝いた作品で「…いつか、観てみたいなぁ…」と感じてただけに、BSでのオンエアが嬉しかったです。
スティーブン・ソダーバーグ監督って、初めての長編映画『セックスと嘘とビデオテープ』で、サンダンス映画祭観客賞とカンヌ国際映画祭パルム・ドールを史上最年少(26歳)で受賞し、鮮烈デビュー
なんだか、初映画の「激突!」と、コロンボ・シリーズの「構想の死角」で、その若い才能が注目され、「ジョーズ」が大ヒット。以降、快進撃!なスピルバーグ監督を彷彿させますよね。
でも、彼の場合、しばらく低迷してたものの、1998年の『アウト・オブ・サイト』でジョージ・クルーニーを主演に迎え、成功
2000年には、『エリン・ブロコビッチ』と『トラフィック』で、アカデミー監督賞にダブルノミネート。翌年の、思いっきりエンタメ作品な『オーシャンズ11』も、大ヒット。と、幅広い芸風を身につけたんだなぁ… と感心。
物語は、麻薬をめぐる群像劇… シリアスです。
特に、3つの場所で、それぞれ、麻薬にまつわりオハナシが並行するだけに、メキシコはセピア色、ワシントンD.C.やオハイオ州は、暗い青、カリフォルニアではコントラストの強い映像、と色分けされてて、
映像美として効果をあげてましたが、私的にも、より分かりやすかったです。
(登場人物が多いと、特に外人さんって顔が似てるし、すぐ混乱してしまうので… (^^;)ヾ)
個人的には、「ツイン・ピークス」で、異彩を放っていた、1度見たら忘れられない、強いインパクトな風貌の、FBIの、毒舌・ブラックスーツの、クーパー捜査官・上司が出ているのに密かに受け、マイケル・ダグラスの現役ぶりに安堵感…
(でも、知りませんでした。名優・カーク・ダグラスのジュニアってことは知っていて、「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷 」「ナイルの宝石」「危険な情事 」「ブラック・レイン」「氷の微笑」に出演してたなぁ… って記憶はあったのですが、
なんと、アカデミー賞作品「カッコーの巣の上で」の、制作に携わっていた才能の、持ち主だったとは! 最近では「アントマン」、博士役で出てたかな?)
マイケル・ダグラス、エリートで、名門校に通う、思春期の愛娘が、好奇心から麻薬に手を出し、ついに、仲間の悪戯から、えらいことになってしまう父親役を演じていて、
ラスト。何とか更生すべく、家族でセラピー集会みたいな会合に参加する、家族愛シーンが印象的でした。
他にも、第51回 ベルリン国際映画祭(2001年)、第58回 ゴールデングローブ賞(2001年) も受賞。
余談ながら、調べてたら、スティーブン・ソダーバーグ監督。幼い頃「マタンゴ」を見て大ショック。そのトラウマから、30代までキノコが食べられなかった、エピソードには、笑ってしまったのでした。
実家の父が、うっかり幼少期。鶏をしめる現場を目撃してしまったトラウマから、以後、鶏が食べられず、ちびの頃は、父の出張時のみ、母がチキンをふるまってくれ、るのが、寂しい中にも、密かに嬉しかったことなど、思い出してしまったのでした。脱線失礼…
中には、逆に、幼少期の映画ショック。それを克服するべく、逆にオカルト映画、恐怖映画のマニアになった、大槻ケンヂのような方もいるし… 才能ある人の繊細さは、様々だなぁ、と (^^;)
(解説)
「エリン・ブロコビッチ」のスティーヴン・ソダーバーグ監督が、メキシコとアメリカを結ぶ麻薬ルートを巡る様々な人々をサスペンスフルに描いた群像劇。アメリカとメキシコを結ぶ巨大な麻薬コネクション“トラフィック”を巡る3つの物語が、複雑に絡み合いながら展開されていく。
(ストーリー)
メキシコ──メキシコ州警察の警官は、国境付近で大量の麻薬を押収したが、犯人を連行しようとした矢先、連邦警察が押収した麻薬と犯人を引き取ってしまう。オハイオ──麻薬撲滅に奔走するアメリカの麻薬取締最高責任者。だが、彼の娘はすでに麻薬に溺れていた。サンディエゴ──突然自宅に捜査官が押し入り、夫が逮捕されてしまった1人の主婦。彼女の夫は、麻薬王だった……。
by noho_hon2
| 2020-03-18 15:22
| 映画
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