ドクター・ドリトル (1998)

エディ・マーフィ主演のハートフル・コメディ

なぜか「動物と会話できる」少年が、その時点では、父親に「異常だ！」と決めつけられ、その能力を封印してしまうのですが、

やがて、トップの成績で、優秀な医者に。

そんな彼も、所帯持ちになり、ところが、なぜか、彼のもと。トラブルを抱えた動物達が訪ねてきて、治療を懇願され…　

加えて、DNAおそるべし！　お嬢さんまで、その特技が遺伝してたことから、さらに、楽しい展開に。

エディ・マーフィの、コメディ上手な芸達者ぶりが光る、明るくて笑える、そして最後には感動…　の、エンタメ王道な作品、でした。

なにげに、ディテールにパロディ要素満載。

トラに「ケロッグかっ！」と突っ込んだり、「ロッキー３」ネタが出てきたり、「トリック」も真っ青。

ファミリーで安心して観られる楽しい作品ゆえ、シリーズ化されたのも、分かる気がして。

聞くところによると、本年度。ローバート・ダウニーJr版で、リメイクされたものの、コロナ禍で、公開が延期になったとか…

個人的に、エディ・マーフィといえば、「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズが、大好きだけに、

「ドリームガールズ」では、クセモノ役で、歌って踊る姿も披露。

アカデミー助演男優賞に初めてノミネートされ、高い評価を獲得したのが嬉しかったです。

やはり、ヒット作は、安心して見られますね。

　　　　　（解説）

エディ・マーフィ主演のハートフル・コメディ。動物と会話の出来る能力を持つ医師と、多種多様な動物たちとの心温まるふれあいをユーモラスに描く。『ベイブ』のSFXチームによる、アル中の猿や自殺志願のトラなど、100種類以上の動物たちが喋る“名演技”。そしてそんな彼らと見事な掛け合いを繰り広げるエディ・マーフィの妙演が見どころ。美しい妻と2人の娘に囲まれ、幸せな生活を送っていた医師ドリトル。ある日、車で接触した野良犬の怒鳴り声を聞いた彼は、それがきっかけで幼い頃持っていた動物と会話出来る能力を取り戻す。やがて彼の下には、悩みを持つ動物たちが続々と訪れ始めるが・・・。