2020年 03月 27日
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 (2014) |

気のせいか、ここ何年か、実在した有名人を描いた作品が目に付きません?
たしかに、話題性抜群。
場合によっては、記憶に新しい「ボヘミアン・ラプソディ」のように、大ヒット。アカデミー賞まで総ナメにし、社会現象になるほど、大成功する作品もありますよね。
って、このオリビエ・ダアン監督、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」も、撮っていたとは!
「裏窓」「ダイヤルMを廻せ!」といった、アルフレッド・ヒッチコック作品で知られ、1954年の「喝采」では、アカデミー主演女優賞を受賞したグレース・ケリー。
人気絶頂の56年に、モナコ大公レーニエ3世と結婚して女優業を退き、世界を驚かせたのは、あまりにも有名。
限りなく、リアル・シンデレラ物語、ですよね。
たしかに、その美貌とドラマチックさは、映画化に、うってつけ。
もちろん、ヒロインを演じた、オスカー女優・ニコール・キッドマンは、ナイスキャスティング! 芸達者だし、金髪美人の筆頭。
物語的にも、ヒッチコックが登場し(限りなく、あの特徴ある体型のシルエットで表現してたのが、可笑しくて)重要な存在感。物語的にも、彼の、映画オファーが、かなり、物語的に、重要な位置を占めます。
結婚して6年。ヒッチコックが彼女を訪れ、いまだ公妃としての立場になじめずにいたグレースは、ヒッチコックからの誘いに心動かされ、女優復帰も考えの片隅に。
そんな時、フランスのシャルル・ド・ゴール大統領が、過酷な課税をモナコに強要し、夫レーニエ3世が窮地に立たされます。
この危機を救うため、グレースは外交儀礼の特訓を受け、ド・ゴールを含む各国指導者を招いたパーティという舞台で完璧な公妃を演じきるという一世一代の大芝居に出る… という展開ですが、
あまりにも悲劇性があるので、半ば、フィクションをメインに、幕引きまでは描かなかったのね、と感じました。
噂では、この作品をして、グレースの子供達が、「必要以上に美化され、史実に対して不正確」と批判。
夫君の、レーニエ3世は「指導者として一方的で、妻を束縛する男」として描写されている点に不満を感じ、第67回カンヌ国際映画祭のオープニング上映への出席を拒否したのだそう
しかし、映画作品的としては、評価が高く、主演のニコール・キッドマンが、全米映画俳優組合賞にノミネート、などなど、なにかと話題の作品だったのね、と納得
個人的には、好奇心からチェック。目の保養、作品、でした。
(解説)
ハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリーの華やかなシンデレラストーリーの裏に隠された激動の半生に迫る伝記ドラマ。夫のモナコ大公レーニエ3世と、当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールとの間に起きた国家的危機に立ち向かっていく姿を描く。『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』などのオリヴィエ・ダアンがメガホンを取り、主演は人気女優ニコール・キッドマン。『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』などのティム・ロス、『フロスト×ニクソン』などのフランク・ランジェラらが共演。
(ストーリー)
女優を引退しモナコ大公レーニエ3世(ティム・ロス)と結婚した公妃グレース(ニコール・キッドマン)は、アルフレッド・ヒッチコック監督からの新作オファーに心が揺れていた。そんな折、夫の推し進めていた政策が当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールを激怒させ、武力衝突に発展する可能性もある危機に直面。彼女はスクリーン復帰か、家族そして国家のために全てをささげるかの選択に直面し……。
たしかに、話題性抜群。
場合によっては、記憶に新しい「ボヘミアン・ラプソディ」のように、大ヒット。アカデミー賞まで総ナメにし、社会現象になるほど、大成功する作品もありますよね。
って、このオリビエ・ダアン監督、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」も、撮っていたとは!
「裏窓」「ダイヤルMを廻せ!」といった、アルフレッド・ヒッチコック作品で知られ、1954年の「喝采」では、アカデミー主演女優賞を受賞したグレース・ケリー。
人気絶頂の56年に、モナコ大公レーニエ3世と結婚して女優業を退き、世界を驚かせたのは、あまりにも有名。
限りなく、リアル・シンデレラ物語、ですよね。
たしかに、その美貌とドラマチックさは、映画化に、うってつけ。
もちろん、ヒロインを演じた、オスカー女優・ニコール・キッドマンは、ナイスキャスティング! 芸達者だし、金髪美人の筆頭。
物語的にも、ヒッチコックが登場し(限りなく、あの特徴ある体型のシルエットで表現してたのが、可笑しくて)重要な存在感。物語的にも、彼の、映画オファーが、かなり、物語的に、重要な位置を占めます。
結婚して6年。ヒッチコックが彼女を訪れ、いまだ公妃としての立場になじめずにいたグレースは、ヒッチコックからの誘いに心動かされ、女優復帰も考えの片隅に。
そんな時、フランスのシャルル・ド・ゴール大統領が、過酷な課税をモナコに強要し、夫レーニエ3世が窮地に立たされます。
この危機を救うため、グレースは外交儀礼の特訓を受け、ド・ゴールを含む各国指導者を招いたパーティという舞台で完璧な公妃を演じきるという一世一代の大芝居に出る… という展開ですが、
あまりにも悲劇性があるので、半ば、フィクションをメインに、幕引きまでは描かなかったのね、と感じました。
噂では、この作品をして、グレースの子供達が、「必要以上に美化され、史実に対して不正確」と批判。
夫君の、レーニエ3世は「指導者として一方的で、妻を束縛する男」として描写されている点に不満を感じ、第67回カンヌ国際映画祭のオープニング上映への出席を拒否したのだそう
しかし、映画作品的としては、評価が高く、主演のニコール・キッドマンが、全米映画俳優組合賞にノミネート、などなど、なにかと話題の作品だったのね、と納得
個人的には、好奇心からチェック。目の保養、作品、でした。
(解説)
ハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリーの華やかなシンデレラストーリーの裏に隠された激動の半生に迫る伝記ドラマ。夫のモナコ大公レーニエ3世と、当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールとの間に起きた国家的危機に立ち向かっていく姿を描く。『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』などのオリヴィエ・ダアンがメガホンを取り、主演は人気女優ニコール・キッドマン。『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』などのティム・ロス、『フロスト×ニクソン』などのフランク・ランジェラらが共演。
(ストーリー)
女優を引退しモナコ大公レーニエ3世(ティム・ロス)と結婚した公妃グレース(ニコール・キッドマン)は、アルフレッド・ヒッチコック監督からの新作オファーに心が揺れていた。そんな折、夫の推し進めていた政策が当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールを激怒させ、武力衝突に発展する可能性もある危機に直面。彼女はスクリーン復帰か、家族そして国家のために全てをささげるかの選択に直面し……。
by noho_hon2
| 2020-03-27 08:15
| ドラマ
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