2020年 03月 31日
捜索者 (1956) |

なんだか、数見てる内に、プチ混乱。
いちど、西部劇のスタンダード、というか、名作を見てみたくなったので、
ジョン・ウェン主演。ジョン・フォード監督のウェスタンの傑作と呼声高い作品、との評判作品のオンエアは、ローカルに嬉しかった、です。
原作は、アラン・ルメイの同名小説
ある意味、文化の違い、というか、アメリカの辿った、歴史自体に、目をパチクリ。
例えば、なにげないディテール… 酒場だった場所が、急に協会に早変わり。「なーーんちゃって」正装で牧師姿になったりするディテールに、「実際に、こんな感じだったんだろうなぁ…」と感心してしまうことしきり。
噂では、「限りなく、先住民族を、野蛮で粗暴な宿敵と描いてるのが、お約束」と聞いてはいたのですが、美形だらけ、だったせいもあり、その蛮行には、うむむ… なものがありました。
突然、家族が襲われる悲劇にあい、やがて子供は先住民と結婚。それを、取り戻す父親愛、ってのがストーリーだったのかな?と感じたのですが、資料を見ると
南北戦争が終結。一匹狼のイーサンはテキサスの兄の家を訪れる。しかし、愛する兄と義姉はコマンチ族に虐殺され、その娘たちまでもさらわれてしまう。復讐を心に誓いイーサンは… ってのだそう
映像美は素晴らしく、ナタリー・ウッドが出演してるのが、意外や意外。
(ウェストサイド物語、の方だと思ってたので)
公開当時は興行は成功したとは言えず、批評も芳しくなく、失敗作とされて同年のアカデミー賞の候補にも選出されなかったが
その後、再評価の機運が高まり、現在ではフォード監督の西部劇「駅馬車」「荒野の決闘」を凌ぐ代表作であるのみならず、西部劇映画を代表する傑作として高く評価されているのだそう。
1989年に創立されたアメリカ国立フィルム登録簿に登録された最初の映画中の1本に入り、2008年にアメリカ映画協会によって「最も偉大な西部劇映画第1位」に選出されたほどのポジションに。
いろいろな意味で、興味深い作品。恐れ入りました~~っ (^^;)ヾ
(解説)
久方ぶりにジョン・フォードが取組む西部の叙事詩。廣野を背景に、深い愛情を呵責ない非情で包む西部男の物語。サタデー・イヴニング・ポスト誌連載、アラン・ルメイ原作“復讐するテキサス人”を「ミスタア・ロバーツ」のフランク・S・ニュージェントが脚色、「ミスタア・ロバーツ」に続きジョン・フォードが監督、ウィントン・C・ホックが撮影を担当。主演は「中共脱出」のジョン・ウェイン、「白い羽根」のジェフリー・ハンター、「フェザー河の襲撃」のヴェラ・マイルズ、「理由なき反抗」のナタリー・ウッド、他にフォード一家のワード・ボンド、ハリー・ケイリー・ジュニア、ジョン・ウェインの息子パトリック・ウェイン等が助演。
(ストーリー)
コマンチ族に弟一家を殺され、二人の姪をさらわれた男イーサン。以来、彼はコマンチ族に対して憎悪を燃やす復讐鬼となった。そして、さらわれた姪たちを求めて、彼は何年も捜索を続けていたのだった。だがやっと探し当てた姪のデビーは、インディアンの言葉を操り、イーサンから逃れようとする。完全なコマンチ族となってしまったデビーに、イーサンは銃を向けるが……。
J・フォード&J・ウェインのコンビによる、一人の男の復讐を描いた傑作ウェスタン。
いちど、西部劇のスタンダード、というか、名作を見てみたくなったので、
ジョン・ウェン主演。ジョン・フォード監督のウェスタンの傑作と呼声高い作品、との評判作品のオンエアは、ローカルに嬉しかった、です。
原作は、アラン・ルメイの同名小説
ある意味、文化の違い、というか、アメリカの辿った、歴史自体に、目をパチクリ。
例えば、なにげないディテール… 酒場だった場所が、急に協会に早変わり。「なーーんちゃって」正装で牧師姿になったりするディテールに、「実際に、こんな感じだったんだろうなぁ…」と感心してしまうことしきり。
噂では、「限りなく、先住民族を、野蛮で粗暴な宿敵と描いてるのが、お約束」と聞いてはいたのですが、美形だらけ、だったせいもあり、その蛮行には、うむむ… なものがありました。
突然、家族が襲われる悲劇にあい、やがて子供は先住民と結婚。それを、取り戻す父親愛、ってのがストーリーだったのかな?と感じたのですが、資料を見ると
南北戦争が終結。一匹狼のイーサンはテキサスの兄の家を訪れる。しかし、愛する兄と義姉はコマンチ族に虐殺され、その娘たちまでもさらわれてしまう。復讐を心に誓いイーサンは… ってのだそう
映像美は素晴らしく、ナタリー・ウッドが出演してるのが、意外や意外。
(ウェストサイド物語、の方だと思ってたので)
公開当時は興行は成功したとは言えず、批評も芳しくなく、失敗作とされて同年のアカデミー賞の候補にも選出されなかったが
その後、再評価の機運が高まり、現在ではフォード監督の西部劇「駅馬車」「荒野の決闘」を凌ぐ代表作であるのみならず、西部劇映画を代表する傑作として高く評価されているのだそう。
1989年に創立されたアメリカ国立フィルム登録簿に登録された最初の映画中の1本に入り、2008年にアメリカ映画協会によって「最も偉大な西部劇映画第1位」に選出されたほどのポジションに。
いろいろな意味で、興味深い作品。恐れ入りました~~っ (^^;)ヾ
(解説)
久方ぶりにジョン・フォードが取組む西部の叙事詩。廣野を背景に、深い愛情を呵責ない非情で包む西部男の物語。サタデー・イヴニング・ポスト誌連載、アラン・ルメイ原作“復讐するテキサス人”を「ミスタア・ロバーツ」のフランク・S・ニュージェントが脚色、「ミスタア・ロバーツ」に続きジョン・フォードが監督、ウィントン・C・ホックが撮影を担当。主演は「中共脱出」のジョン・ウェイン、「白い羽根」のジェフリー・ハンター、「フェザー河の襲撃」のヴェラ・マイルズ、「理由なき反抗」のナタリー・ウッド、他にフォード一家のワード・ボンド、ハリー・ケイリー・ジュニア、ジョン・ウェインの息子パトリック・ウェイン等が助演。
(ストーリー)
コマンチ族に弟一家を殺され、二人の姪をさらわれた男イーサン。以来、彼はコマンチ族に対して憎悪を燃やす復讐鬼となった。そして、さらわれた姪たちを求めて、彼は何年も捜索を続けていたのだった。だがやっと探し当てた姪のデビーは、インディアンの言葉を操り、イーサンから逃れようとする。完全なコマンチ族となってしまったデビーに、イーサンは銃を向けるが……。
J・フォード&J・ウェインのコンビによる、一人の男の復讐を描いた傑作ウェスタン。
by noho_hon2
| 2020-03-31 15:31
| 映画
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