2020年 05月 15日
深夜の告白 (1944) |
ビリー・ワイルダー作品、という興味から見てみたのですが、なんとモノクロ!
しかも、時代的に、日本は終戦の前の年ですから、ビックリ (゚○゚)!
のちの名作の数々から、てっきりコメディの達人と思いきや、こんなサスペンスの傑作も撮ってたのですね。
原作は、ジェームズ・M・ケインの小説『倍額保険』
保険会社勤務の経験を持つケインが、1927年に実際に起きた保険金殺人事件「ルース・スナイダー事件」に触発されて執筆したものといわれるのだそう
脚本家出身のビリー・ワイルダーによる監督第3作で、彼と作家レイモンド・チャンドラーとの共同脚本とは、これまた仰天!
(ビリー・ワイルダーと、チャンドラー。同時代の方、だったのですね)
ある意味、悪女ものの傑作かな? スリリングで、社会性に満ちた、オハナシもさることながら、美貌の後妻、フィリスを演じた、バーバラ・スタンウィックが、美しく、セクシーで、悪女の魅力たっぷり。
ひょっとして、現在の日本の「後妻業の女」系統の、ルーツ作品でもあるのでしょうか?
この作品の評価は高く、フィルム・ノワールの古典として現在でも高く評価される。不倫による生命保険金殺人を取り上げた倒叙型サスペンスの先駆であり、その後の多くの映画・テレビドラマに影響を与えたのだそう
音楽も評価が高く、抑制されながらも不安に満ちた伴奏音楽は、ミクロス・ローザによるもので、後のサスペンス映画音楽の範
受賞歴も華やかで、
アカデミー作品賞アカデミー監督賞:ビリー・ワイルダーアカデミー
主演女優賞:バーバラ・スタンウィック
アカデミー脚本賞:レイモンド・チャンドラー、ビリー・ワイルダー
アカデミー撮影賞 (白黒部門):ジョン・F・サイツ
アカデミー録音賞:ロレーン・L・ライダー
アカデミー作曲賞:ミクロス・ローザ
に恐れ入りました~~っ
(解説)
ジェームズ・M・ケインのミステリ『倍額保険』を、ワイルダーがレイモンド・チャンドラーと共に脚色した傑作サスペンス。保険会社の営業マン、ネフは自動車保険の更新に出向いたディートリクソンの家で美しい後妻フィリスと出会う。彼女は夫に知られずに傷害保険をかけたがっていたが、犯罪の匂いを感じたネフはそれを拒否。だが彼女の魅力に抗しきれないネフは、倍額保険を手に入れるための完全犯罪を考えつく……。
しかも、時代的に、日本は終戦の前の年ですから、ビックリ (゚○゚)!
のちの名作の数々から、てっきりコメディの達人と思いきや、こんなサスペンスの傑作も撮ってたのですね。
原作は、ジェームズ・M・ケインの小説『倍額保険』
保険会社勤務の経験を持つケインが、1927年に実際に起きた保険金殺人事件「ルース・スナイダー事件」に触発されて執筆したものといわれるのだそう
脚本家出身のビリー・ワイルダーによる監督第3作で、彼と作家レイモンド・チャンドラーとの共同脚本とは、これまた仰天!
(ビリー・ワイルダーと、チャンドラー。同時代の方、だったのですね)
ある意味、悪女ものの傑作かな? スリリングで、社会性に満ちた、オハナシもさることながら、美貌の後妻、フィリスを演じた、バーバラ・スタンウィックが、美しく、セクシーで、悪女の魅力たっぷり。
ひょっとして、現在の日本の「後妻業の女」系統の、ルーツ作品でもあるのでしょうか?
この作品の評価は高く、フィルム・ノワールの古典として現在でも高く評価される。不倫による生命保険金殺人を取り上げた倒叙型サスペンスの先駆であり、その後の多くの映画・テレビドラマに影響を与えたのだそう
音楽も評価が高く、抑制されながらも不安に満ちた伴奏音楽は、ミクロス・ローザによるもので、後のサスペンス映画音楽の範
受賞歴も華やかで、
アカデミー作品賞アカデミー監督賞:ビリー・ワイルダーアカデミー
主演女優賞:バーバラ・スタンウィック
アカデミー脚本賞:レイモンド・チャンドラー、ビリー・ワイルダー
アカデミー撮影賞 (白黒部門):ジョン・F・サイツ
アカデミー録音賞:ロレーン・L・ライダー
アカデミー作曲賞:ミクロス・ローザ
に恐れ入りました~~っ
(解説)
ジェームズ・M・ケインのミステリ『倍額保険』を、ワイルダーがレイモンド・チャンドラーと共に脚色した傑作サスペンス。保険会社の営業マン、ネフは自動車保険の更新に出向いたディートリクソンの家で美しい後妻フィリスと出会う。彼女は夫に知られずに傷害保険をかけたがっていたが、犯罪の匂いを感じたネフはそれを拒否。だが彼女の魅力に抗しきれないネフは、倍額保険を手に入れるための完全犯罪を考えつく……。
by noho_hon2
| 2020-05-15 07:36
| 映画
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