東京マグネチュード8 0 総集編 (2008)

小道具として、ケータイが登場してたので、「…一体、いつの作品？（ひょっとして、東日本震災の前？）」と思ってたら、

やはり、2009年の作品、だったのですね。

ノイタミナ で放送され、第13回文化庁メディア芸術祭アニメ部門優秀賞を受賞した「 東京マグニチュード8.0 」の総集編。

同作は、マグニチュード8.0の海溝型大地震が襲った東京を舞台に、被災した姉弟とひとりのシングルマザーの視点から、震災で一変した東京の姿が描かれ

2009年にノイタミナで放送され、第13回文化庁メディア芸術祭アニメ部門優秀賞を受賞

神戸の震災を教訓に、制作された記念作品だった模様です。

個人的に、タチコマもどきの、消防署管轄の、赤いロボットが登場してて、ウケました。

主人公が、幼い姐弟だったところも、ミソ。

教訓としてのリアルでありつつも、極力、マイルドな描写が、今となっては、好感です。

干支が一巡りした現在。この登場人物が、そのまま成長してたら、20代後半なんだなぁ…　

助けてくれた、幼い子をを育ててる、お姉さんも、アラフィフ？　ちょうど、チビちゃん達が、主人公の年齢ぐらい、ですね、と、

いろんな意味で、考えさせられました。

　　　(ストーリー）

夏休みに入ったばかりのお台場。
中学1年生の未来は、弟の悠貴に付き合わされロボット展を見に来ていた。はしゃぐ弟を横目に、反抗期真っ盛りの未来は退屈そうにケータイをいじっている。
「毎日毎日ヤなことばっかり…。いっそのこと、こんな世界、壊れちゃえばいいのに」
そう思った瞬間、突然地面が激しく揺れた。
東京を襲った、マグニチュード8.0の海溝型大地震。
連絡橋は崩れ落ち、東京タワーは倒壊ー。

一瞬にしてすべてが変わった東京。
未来は悠貴の手をひき、お台場で出会ったバイク便ライダー・真理の力を借りながら世田谷にある自宅へ向かう。
果たして3人は無事に家に帰ることができるのかー。