竜の道 二つの顔の復讐者 第4話 「過去を暴かれ復讐に暗雲…妹に悪女の罠」

うっかり、見逃しで、脱落してたものの、タイムマシン機能で復活！

さすが、カンテレさん制作。濃ゆい濃ゆい…　

最初は、俳優の玉木宏が主演を務め、俳優の高橋一生と双子の兄弟役で初共演、って部分に興味を感じたのですが、

家族でありながら、なさぬ仲の妹、美佐（松本穂香）と、宿敵たる、源平（遠藤憲一）の娘・まゆみ（松本まりか）の、好対照さ、

松本まりかの悪女オーラが魅力的で…

松本まりか。米倉涼子が、メリハリある美貌とスタイルの良さ。松本清張原作の、悪女シリーズから、のしあがって、ビッグになったのと微妙に違う、現代性。未知の可能性を感じます。

薄幸な役柄が似合う女優で、少し前なら、戸田菜穂。最近では、木村多江、奥貫薫、など、美人の数は星の数だけに、イメージが固まってくると、本人は、やや、不本意かもしれないけれど、お得ですね。

複雑な人間関係も、なかなか…　です。

惜しむらくは、この、なにかと重い御時世。こういう、暗くてハードなものより、軽くてコミカルな、ほっこり路線がウケるのは明白だけど、

それぞれの、起伏に飛んだ俳優力と、韓ドラ並に、ありえない物語性が、個人的には、けっこうアリです。

特に高橋一生、目当て。ダメモトで眺めてたら、なかなかに興味…　なのでした。

　　　　（ストーリー）

源平（遠藤憲一）は大手通信販売会社と契約するため、無謀な業務拡大を進めていた。父への反発を強める晃（細田善彦）に、竜一（玉木宏）はクーデターを起こすようけしかける。そんな中、経済記者の沖（落合モトキ）が竜一を訪ねてくる。一方、美佐（松本穂香）は、竜二（高橋一生）が源平の娘・まゆみ（松本まりか）との結婚を望んでいると聞き、過去を知ろうと動き始める。