2020年 09月 17日
「鬼滅の刃」 最終回 |

紅白で、LiSAが歌い上げて「既に社会現象的ヒット」と聞いた時から、興味は持っていたのですが、
(今、その劇場版のジャケ写真に賛否両論してますね)
基本的に、まがまがしい異形キャラ、わらわら
「鬼は人を喰う。妹が鬼に食われて鬼と化した半ばで助けた主人公は、元に戻すたびに出る…」設定、ですから
最初は、想像上にハードな描写の連続。(個人的には、やや苦手路線…)
限りなく、思春期以上がターゲットの作風に感じて
「…オコサマが見て、大丈夫?」と感じたのですが、
(映画化記念か、地上波での総集編のオンエアが決まったそうですが、ゴールデンなら、かなりの工夫が必要そう、ですね)
ほとんど、耽美、といえるほどの、バイオレンスを映像美たっぷりに描いたアニメーションと、
原作のエッセンスである、狂気と愛も、キチンと描いてる部分に、作品世界への愛を感じてしまいました。
映像美と、音楽が素敵です。
迫力満点のアクションと、ユーモラスさのバランスも絶妙…
それに、絵が美しいし、それぞれのキャラが魅力的、ですよね。
ともに旅する、イノシシの首をもつ、ムキムキ君が、実は、女の子と見紛うほどの美青年だったり…
おちゃめキャラの、半ばギャグに大騒ぎクンも、それなりの事情…
最終回も、また、インパクト大!
冷酷で残酷なボス・キャラが、悪の魅力ぷんぷん
詠歌二部作への期待、ひしひしな終わり方、でしたね。
個人的に「もしも、もし、手塚治虫が生きてたら、原作者の吾峠呼世晴に、めらめら嫉妬しただろうなぁ…」と感じる才気、と作品性でした。
むしろ、世間の動きに興味津々… です。
by noho_hon2
| 2020-09-17 12:00
| アニメ・コミック
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