35歳の少女 第7話「愛して知った孤独…恋人も家族も捨てる」

ヒロイン、望美（柴咲コウ）の心が、すごい勢いで成長。

反抗期を経て、ついに、幼馴染で初恋の人。結人（坂口健太郎）と同居し、彼の実家に挨拶に行くまでに

同時に、自立スべく、アルバイトを探したり…　懸命です。

そんな傍らで、妹の愛美（橋本愛）は、退職し、夢に向け仕事探しを始めるが、厳しい現実に自信喪失。

加えて、鉢合わせた相沢（細田善彦）と藤子（大友花恋）から結婚の報告を受け、ダブルパンツ。大いに荒れます。

また、新しい家庭を築いてた、父・現在の妻・加奈（富田靖子）から離婚届を突きつけられるわ、

謎の大金を手にした、再婚相手の連れ子。達也（竜星涼）は、本当の父親に会いに行ったと言いだすし

教師としての理想を叶えられそうな小学校を見つけられない結人も煮詰まり、イライラ。

そんな中、アナウンサーの夢を諦め、洋食屋でアルバイトを始めた望美の元に、母・多恵（鈴木保奈美）が現れ、「結人が、望美の気持ちを受け止められなくなる」と、不吉なことを言い残します。

望美の、再び両親に紹介してほしいと頼まれ、根負けした結人は、彼女を連れて実家へ。

そこで望美は、今まで知らなかった、結人の家族関係を目の当たりにします

それにしても、若い頃の幸福な若妻ぶりを、まんま演じられ、半ば、演出とはいえ、シルバーヘアと地味服で、クールなキャラと化した母を演じる、鈴木保奈美。凄いコントラストです。役者魂！

遊川ワールドだけに、半ば、浮世離れした設定はお約束。そこから、リアルをあぶり出す芸風は健在だけど、

今回は、どう展開するのかな？　

同じく、柴咲コウがヒロインだった「〇〇妻」のラストは、半ば、あんぐり、でしたが…　今回は、どうなる？！

　　　　（ストーリー）

望美（柴咲コウ）は喧嘩別れしてしまった家族のことが内心気になりつつも、これからは結人（坂口健太郎）のために生きようと決める。しかし、両親に挨拶させてほしいと頼む望美に、結人は家族とは縁を切ったと濁す……。一方、家庭内別居状態が続く進次（田中哲司）は、加奈（富田靖子）から離婚届を突きつけられる！さらに、謎の大金を手にした達也（竜星涼）は本当の父親に会いに行ったと言い……。そしてデザイナーとして就職先の見つからない愛美（橋本愛）は、鉢合わせた相沢（細田善彦）と藤子（大友花恋）から結婚の報告を受け荒れていた。